ミロスラフ・ヴィトウス 2003/08/04掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
10月1日になんと
ミロスラフ・ヴィトウスのスタジオ録音による最新アルバムが出ます!タイトルは
『ユニバーサル・シンコペーションズ』(UCCE-1034 \2,548(税込))。
チック・コリア、
ロイ・へインズのトリオなど、サポートとしての活動は単発的にありましたが、ソロとしては何と11年ぶり! 同胞の
ウェイン・ショーターがコンスタントにアルバムを出して高い評価を得ているだけに、ヴィトウスの完全復活を待っていたファンも多いことと思います。
チェコ出身の孤高のベーシスト、ミロスラフ・ヴィトウス(写真はジョン・スコフィールドとの共演盤
『ガーディアン・エンジェル』)はウェザー・リポートの創設メンバーの一人で、ジャズファンにはチック・コリアのトリオでも有名です。マイルス・デイビスと演奏した60年代〜ウェザー・リポートに至るまで、大きくジャズが変換して行く渦中にいたベーシストだけに、熱心なジャズファンからはジャコ・パストリアスよりもヴィトウスを好む向きも多いですよね。今回の復活を祝うべく参加メンバーも超豪華ですよ。
ミロスラフ・ヴィトウス(b)
ヤン・ガルバレク(sax)
チック・コリア(pf)
ジョン・マクラフリン(g)
ジャック・デジョネット(ds)
ガルバレク、チック、ディジョネット! こう揃うと、初期のECMを支えたミュージシャンの共演と言う形になりますので、ヴィトウスのファンならずとも必聴です!ECMオールスターズによるミロスラフ・ヴィトウスの華麗なる復帰アルバム。どうぞお聴き逃し無く!!