――どんなことがあっても、私を支えてくれたのは愛でした――。
美輪明宏の華麗な活動の歴史と実像に迫るドキュメンタリー映画、『美輪明宏ドキュメンタリー〜黒蜥蜴を探して〜』が8月31日(土)より、東京都写真美術館ホール、渋谷アップリンクにて公開されます。
深作欣二監督が
三島由紀夫の舞台劇を映画化し、カルト的な人気を獲得した映画『黒蜥蜴』(1968年)。今作で妖艶なヒロインを演じた美輪明宏に魅せられたフランス人監督パスカル=アレックス・ヴァンサンは、その魅力に迫るべく、美輪本人への密着取材、
横尾忠則へのインタビューを行ない、さらに、1952年の歌手デビューから、2012年の『NHK紅白歌合戦』で歌われた「ヨイトマケの唄」(1966年)の逸話や生前の深作監督の発言、そして
宮崎 駿監督『もののけ姫』(1997年)での声優出演時のエピソードまで、貴重なアーカイヴ映像を編集。美輪の唯一無二の実像と、華麗な活動の歴史に迫る内容となっています。
なお、東京都写真美術館ホールでは、深作監督による『黒蜥蜴』を35mmフィルムで同時公開。こちらもお忘れなく。