さる2月3日(日)、東京・渋谷「NHKホール」にて、声優アーティスト
宮野真守のライヴ・ツアー〈MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2012-13 〜BEGINNING!〜〉ファイナルが開催。会場には約3,500人ものファンが集まり、全18曲を披露。当日は、宮野が男性声優ソロ・アーティストとして初となる、日本武道館公演を10月4日に行なうことが決定するなど、ビッグなサプライズも飛び出しました!
オープニングは無重力の宇宙船内を漂う宮野の映像からスタート。宇宙船から出てくると同時にステージの幕にはその影が映し出され、会場からは大きな歓声が上がる! 紫ジャケットの右肩に白いファー、黒いパンツという衣装で登場した宮野、1曲目は昨年11月にリリースされた最新シングル「ULTRA FLY」。「J☆S -remix-」に続いての「EGOISTIC -Long remix-」ではダンサーと共にステッキ・パファーマンスを披露し、怒涛のダンス・ナンバーに会場のテンションもいきなり最高潮へ。
続いて、黒いシャツに黒いパンツというシックな衣装に早着替えすると、「SUPER★SOUL」を披露。「今日はツアー・ファイナル! 今日で最後だぞ! 盛り上がる準備は出来てますか? 今日も最初から飛ばしていくんでついてきてくれますか?」とMC、「エベバデダッゴナカッピョヘーン」ではファンを交えてダンス。
メンバー紹介に続いては、雰囲気をガラリとかえた白い衣装で登場し、バラード曲「Beautiful Life」を歌い上げる。そして、アコースティック・コーナーへ突入すると、2010年のツアー〈WONDERING!〉以来となる「逆さま地球 -acoustic-」や、ブルースハープを披露した「A Happy New Year to you」(元曲は「Xmas to you」)、4月10日にリリースが決定しているニュー・シングル「カノン」のカップリング曲「FOREVER LULLABY」と、その甘い声を存分に響かせる。
続く映像コーナーでは「宮野家の大晦日」と題したミニ・コントで、三男役の宮野に加え、
浪川大輔、
下野 紘、
高木 俊という豪華声優陣も出演、会場を爆笑へと誘う……!
和装をイメージした赤い衣装で再び宮野が登場すると、“名物”ともいえるバラエティ・コーナーへ。今回のツアーがカウントダウン・ライヴからスタートしたということもあり、“全会場でカウントダウンを行なおう”という企画に。
モニターには「23:55」と映し出され、ファンと共にカウントダウンがスタートしたものの……。システム・トラブルでモニターが「0」の表示にならない! ここで会場が一体となって「ゼロー!」と叫んだ瞬間に登場したのは、宮野が声を担当していることでもお馴染みのウルトラマンゼロ! さらにウルティメイトフォースゼロの面々もサプライズとして登場するという豪華すぎるサプライズへ! そのまま「Kiss×Kiss -新春mix-」に突入した後は、「IT'S THE TIME」「GOLDEN NIGHT」「innocense」と、興奮もそのままに熱唱!
そしてライヴ本編最後の曲紹介が始まる……と思いきや、突然スクリーンに映し出される「特報」の文字! 困惑する宮野を前に発表されたのはなんと、10月4日(金)に自身初の日本武道館公演が決定したというもの! 会場からは割れんばかりの歓声が上がり、思わず泣きだすファンの姿まで!
嬉しいサプライズに全員が宮野に祝福の声を贈り、本人にもサプライズだったこの発表に「みんなで一緒に歴史を刻もう! この想いを武道館につなげるぞ」(宮野)と、興奮のMC。そして本編最後の曲「DREAM FIGHTER」を会場のファンと共に歌いきりました。
会場からの「マモ」コールに応え、ツアーTシャツに着替えた宮野が再び登場、KREVAからの提供曲「FANTASISTA」。MCでは本日のライヴの模様を収録したBlu-ray&DVDが6月8日(宮野の誕生日!)にリリースされることが発表され、アンコール・ラストは人気曲「オルフェ」……かと思いきや、鳴りやまない「マモ」コールに応え、再度ステージに登場。最後の最後は「Not Alone」で会場が一体に、フィナーレを迎えました!(写真:山内洋枝)