2021年に歌手デビュー40周年を迎えた
宮崎美子が、自ら作詞を手がけた新曲「ビオラ」を、34年ぶりにレコーディング。
タイトルの「ビオラ」には、花の名前と楽器の名前のダブル・ミーニングが込められた、そっと背中を押すような優しい応援歌。作曲と編曲は、
ハンバートハンバートの佐藤良成が担当しています。
このたびのコラボレーションは、宮崎美子YouTubeチャンネル企画の一環で、3月に公開された「宮崎美子が大竹しのぶ先輩の歌をカバーしてみた」で、佐藤が作詞作曲した「きもち」(2017年に発売された
大竹しのぶアルバム『
ち・ち・ち』に収録)をカヴァーした縁によるもの。本曲は、9月に発売を予定している歌手デビュー40周年を記念したベスト・アルバムに収録予定です。
歌手・宮崎美子は、1981年10月21日、シングル「
NO RETURN」(作詞:
八神純子・阿里そのみ、作曲: 八神純子)でレコード・デビュー。同年12月にリリースした1stアルバム『
メロウ』には、
松任谷由実、
渡辺真知子、
矢野顕子、
坂本龍一、
吉田拓郎、
鈴木慶一、
南佳孝らが楽曲を提供。1983年までにシングル3枚とアルバム3枚をリリースし、いずれもシティ・ポップの名盤として、今も高く評価されています。
40周年記念盤には、これらの作品も、最新のデジタル・リマスター音源で収録される予定。詳細は後日発表となります。
[コメント]レコーディングのお話しをいただいて、ものすごくうれしかったです。
「ビオラ」というお題もプロデューサーさんからいただきました。
そこにあることでなごませたり、目立たないんだけど必要というビオラの花や楽器のような存在が大切だという想いを歌詞にこめてみました。
この歌を聴いた皆さんに、少しでも元気になってもらえたらうれしいです。だ――宮崎美子