リリックテナーの
望月哲也が、ギタリストとの共演で歌い上げる〈シューベルト三大歌曲〉シリーズの最終回〈望月哲也 シューベルト三大歌曲シリーズ vol.3「白鳥の歌」テノールとギターで辿る「歌曲の王」シューベルトの最高傑作〉を2019年4月6日(土)東京・富ヶ谷 Hakuju Hallで開催。
シリーズ最終回となる本公演は、ギタリスト
松尾俊介との共演。松尾は、10代より〈東京国際ギターコンクール〉をはじめとする数々のコンクールで入賞し、パリ国立高等音楽院ギター科を首席で卒業、実力派ギタリストとしての評価を確固たるものにしています。
日本の声楽界を牽引する“美声のテノール”望月が松尾とともに挑むのは、
シューベルトの遺作14曲から編まれた『白鳥の歌』。シューベルト自身が編集したものではなく、出版者トビアス・ハスリンガーにより、イソップ童話における“白鳥は死ぬ前に最も美しい声で鳴く”という伝承に基づいてタイトルを付され、シューベルトの死の翌年に出版された歌曲集です。ギター伴奏による『白鳥の歌』全曲演奏に際し、望月と松尾は何度も楽譜を前に語り合い、その才能と技巧を最大限に発揮して一夜限りのステージを実現させます。
望月は「この『白鳥の歌』を全曲ギター伴奏で取り上げる、というのはおそらく世界でも初めての試みなのではないか、と思われます。非常に広い音域を使う曲があり、これをギターで演奏するのは不可能ではないか? と思っていたのですが、この度、松尾俊介さんのお力を借りて、ギターを持ち替えて演奏することで演奏可能、ということになりました。皆さんにぜひとも“歴史の目撃者”になっていただきたいです」とコメントしています。
■望月哲也 シューベルト三大歌曲シリーズ
vol.3〈白鳥の歌〉
テノールとギターで辿る〈歌曲の王〉シューベルトの最高傑作
2019年4月6日(土)
東京 富ヶ谷 Hakuju Hall
開演 17:00
[プログラム]
シューベルト(松尾俊介編): 歌曲集『白鳥の歌』D.957 全曲
〈ギター伴奏によるシューベルトの名曲〉
シューベルト: 魔王
シューベルト: 野ばら
他
(順不同)
[出演]
望月哲也(T) / 松尾俊介(g)