世界の名画を模写する小・中学生の兄妹によるアート・ユニット“アーブル美術館”による絵画25枚をジャケットに使用したCDシリーズ『
「アーブル美術館」プレゼンツ「クラシック音楽の或る棚」名曲シリーズ1〜25』(全25タイトル WPCS-13687〜13711 1,500円 + 税 / 分売)が9月13日に発売されています。
アーブル美術館の“贋作”は、かわいらしくも絵画のポイントを的確にとらえたもの。2015年のPARCO美術館での展覧会をはじめ、キャッチーなタッチで描かれた世界の名画で大きな話題となりました。
本CDシリーズは、シリーズ1枚目となるフェルメールの“真珠の首飾りの少女”のジャケットの中身に
ムソルグスキーの「
展覧会の絵」、シリーズのラストを飾る俵屋宗達の“風神雷神図屏風”には「ジュピター」でおなじみの
ホルスト「
惑星」を収めるなど、絵画と音楽の組み合わせが絶妙な内容。また、ドガの“踊りの花形(エトワール、または舞台の踊り子)”には
チャイコフスキーの3大バレエ(『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』)、ダヴィッドの“アルプスを越えるボナパルト(ナポレオン)”には
ベートーヴェンの「英雄」を組み合わせるなど、往年のクラシック・レコードを知る人も楽しめるパロディとなっています。
演奏は、ワーナークラシックスが誇る
サー・サイモン・ラトル(Sir Simon Rattle)や
マルタ・アルゲリッチ(Martha Argerich)といった世界のトップ・アーティストたちによる充実したラインナップ。ブックレットには、絵画と音楽の充実した解説も掲載されています。