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ムーンチャイルド、これまでのキャリアを振り返る初のアコースティック作品を発表

ムーンチャイルド(NEO SOUL / USA)   2023/10/31 13:15掲載
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ムーンチャイルド、これまでのキャリアを振り返る初のアコースティック作品を発表
 米ロサンゼルスのネオソウル・バンド、ムーンチャイルド(Moonchild)が、初期の代表曲やデビュー曲を含む6曲入りのアコースティック作品を輸入盤と12inchで11月10日(金)にリリースすることが決定。さらに、全収録曲のインスト・ヴァージョンを追加収録した国内盤『Reflections (Expanded Edition)』が12月15日(金)に発売されます。

 LAジャズ〜R&B〜ネオ・ソウルをスムーズに横断し、全員が卓越したマルチ・プレイヤーという確かな実力に裏付けられた魅惑的な演奏と甘く心地良いメロディで人気のムーンチャイルド。スティーヴィー・ワンダーカマシ・ワシントンジ・インターネットジル・スコットといった錚々たる面々とのコラボやツアーを行ない、タイラー・ザ・クリエイターロバート・グラスパーからも称賛される彼らは、2022年2月にリリースされたアルバム『Starfruit』がグラミー賞にノミネートされるなど、名実ともに人気アーティストへと成長を遂げてきました。

 そんな彼らが、これまでのキャリアを振り返る初のアコースティック作品は、2019年に出演した米NPRの「Tiny Desk Concert」から着想を得たもの。今作に収められた、よりシンプルな構成の楽曲は、彼らが過去10年間どのようにして、ジャズを取り入れた独自のソウル・サウンドに辿り着き、作品毎にそのサウンドを洗練させてきたか、またどんなスタイルで演奏されようとも、彼らの卓越した演奏技術が生み出すグルーヴ感が際立っているかを物語る1枚に。2014年にリリースされ国内外で高い評価を得た2ndアルバム『Please Rewind』から「The Truth (Acoustic)」、彼らの人気を決定づけた2017年の傑作『Voyager』からは「Cure (Acoustic)」「Run Away (Acoustic)」「The List (Acoustic)」の3曲、2019年のアルバム『Little Ghost』から「Money (Acoustic)」、そして彼らのデビュー曲「Back to Me (Acoustic)」が収録されます。

 本作について、ヴォーカルのアンバー・ナヴランは「アコースティックというセッティングと、ライブで演奏していたホーンのアレンジとの組み合わせが気に入ったの。ライヴ用に曲をリアレンジするのはとても楽しいから、この作品では、それを表現するのを楽しむことができた。スペースを残して削ぎ落とされたサウンドが、私のボーカルの息づかいまで伝わる余白を与えてくれている」とコメントしています。

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Photo by Taryn Dudley

■2023年12月15日(金)リリース
ムーンチャイルド
『Reflections (Expanded Edition)』

beatink.com/products/detail

[収録曲]
01. Money (Acoustic)
02. Cure (Acoustic)
03. Run Away (Acoustic)
04. The Truth (Acoustic)
05. Back to Me (Acoustic)
06. The List (Acoustic)
07. Money (Acoustic Instrumental)
08. Cure (Acoustic Instrumental)
09. Run Away (Acoustic Instrumental)
10. The Truth (Acoustic Instrumental)
11. Back to Me (Acoustic Instrumental)
12. The List (Acoustic Instrumental)
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