歌手・
森口博子が、4月24日に地元である福岡・三井ショッピングパークららぽーと福岡で行われた実物大ν(ニュー)ガンダム立像のオープニング・セレモニーに出席。映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の主題歌を務めることが発表され、いち早く主題歌「Ubugoe」を生歌唱で初披露しました。また、同曲を収録したニュー・シングルを6月1日(水)に発売することも発表され、同時に新アーティスト写真、新曲のジャケット・ヴィジュアル、商品情報も公開されています。
映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の主題歌「Ubugoe」は、森口が担当するガンダム・シリーズの映画主題歌としては、2016年公開の映画『
機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』主題歌「
宇宙の彼方で」以来6年ぶり。同作は、ガンダムの原点『機動戦士ガンダム』の中でも伝説のエピソードとして知られる第15話が映画化された作品で、6月3日(金)より全国185館で公開されます。
表題曲「Ubugoe」は作詞 /
松井五郎、作曲 / doublegrass、音楽プロデューサーには
キリンジや
MISIAなどの数々のヒット楽曲を手がけてきた
冨田恵一を迎え、映画作品の世界観を凝縮したかのような壮大で美しい楽曲で、歌詞には作中の登場人物・少女カーラの心情が中心に描かれています。幼い子供たちの面倒を見ているカーラの、小さくて大きな母性に心が震えたという森口が、“母性”をテーマとし包み込むように温かく、そして優しくも力強く歌い上げた渾身の1曲に仕上がっています。
また、カップリングには『機動戦士ガンダム』の挿入歌「いまはおやすみ」とエンディング・テーマ「永遠にアムロ」をカヴァー収録。「GUNDAM SONG COVERS」シリーズの流れを汲む“大人のためのガンダムソング・カヴァー”として、名曲が再び森口博子のヴォーカルで蘇ることとなりました。
「いまはおやすみ」は、オリジナル楽曲の持つ人間の優しさや日々の葛藤、揺れ動く心模様を、森口のたおやかなヴォーカルはもちろん、ソプラノサックス、ストリングス、ギターらが繊細に織りなし合います。アレンジは上記シリーズのサウンド・プロデューサーを務めた時乗浩一郎が担当。「永遠にアムロ」は、フュージョン・バンド“
DIMENSION”の元メンバーでジャズ・ピアニストの
小野塚晃による
Rhodesを中心としたグルーヴィーなアレンジを、ゴスペル・グループ“The Voices of Japan”(VOJA)のコーラスが包み込んだ生命力あふれる曲です。
なお、公開された「Ubugoe」の初回限定盤ジャケット・ヴィジュアルは、TVアニメ『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン / アニメーションディレクターであり、累計発行部数1,000万部を超えるヒット作『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を手掛け、シリーズ最新作『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』でも監督を務めている
安彦良和による描き下ろし。通常盤は新たに撮り下ろされた光溢れる柔らかな姿に、森口自身により光の軌跡で「Ubugoe」の文字を書いたというロゴが印象的なデザインに仕上がっています。
商品は初回限定盤・数量限定劇場盤・通常盤の3形態。初回限定盤には「Ubugoe」のミュージック・ビデオと、貴重なメイキング映像のBlu-rayが同梱され、数量限定劇場盤は、LPサイズブックレットと紙ジャケットCDケース、さらにジャケットイラスト・ステッカーが封入されるといった豪華仕様です。また、対象店舗にて「Ubugoe」を購入すると、安彦良和氏描き下ろしジャケットA4クリアファイルが特典として配布されます。対象店舗は後日公式サイトにて発表。予約受付は4月24日より開始しています。
[コメント]安彦良和監督、40年越しにご自身の夢の実現!私も当時から余韻が残っていた第15話「ククルス・ドアンの島」との再会に、そして「50代になっても主題歌を歌う」と言う夢を監督が叶えて下さった事に胸がいっぱいです。松井五郎さんの作詞によって、少女カーラの心情が描かれた「Ubugoe」。幼い子供たちの面倒を見ている、小さくて大きな母性に心が震えました。さらに「毎日生まれ変わっている大人の私たちの“Ubugoe"でもある」というメッセージも刺さりました。doubleglassさんの壮大なメロディーと、冨田恵一さんの優しくて美しいアレンジとともに、傷を負ったこの地球に沁み入るようです。確かな明日が無いからこそ、今を精一杯生き抜く。愛に包まれた争いのない日々へと祈りを込めて歌わせていただきました。――森口博子©創通・サンライズ
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『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』2022年6月3日(金)より全国185館でロードショー
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