森山直太朗の代表曲「さくら」を新たなアレンジと歌唱で録りなおした「さくら(二〇一二)」が、日本テレビ系ドラマ「同期のサクラ」の主題歌に起用されることが決定。
「同期のサクラ」は、2017年の人気ドラマ『
過保護のカホコ』制作チームが集結して製作されたドラマ。
高畑充希演じる主人公・サクラが、生まれ育った離島から1人上京し、夢を叶えるためどんな障害にも自分を曲げず、忖度することなく周囲を巻き込んでいく10年間を、1話ごとに1年ずつ描いていきます。
今回の主題歌決定は、「さくら」の歌詞世界がドラマの内容に非常に共鳴するということから、“今”の歌唱で提供して欲しいと、ドラマ制作陣が森山に熱烈オファーしたことが発端。その想いに応えるように、改めて楽曲と向き合い新たな表現を模索した結果、“今”だからこその歌唱とアレンジが光る「さくら(二〇一九)」が生まれました。なおアレンジは、数々の映画音楽を手がけるシンガー・ソングライター / 作曲家の
世武裕子が務めています。
森山は主題歌について、「主人公サクラとその仲間たちが駆け抜けた季節に、この曲がどんな風に折り重なるのか今からとても楽しみです。改めまして〈さくら(二〇一九)〉これからもよろしくお願いいたします」とコメント。番組プロデューサーの大平 太は「新しく生まれ変わった〈さくら(二〇一九)〉を初めて聞いた時、僕達の主人公・サクラを応援してくれているかのようで、久しぶりに心が震えました」とコメントしています。
「さくら」はかれこれ20年ほど前に作られた曲です。
独唱、合唱など、折に触れ、たまに形を変えながら歌い続けてきました。
そんな年月を経て、生まれ変わった今の「さくら」を聴いていただけることは、歌い手にとってこの上ない喜びです。
元号も変わった新しい時代の幕開けに、この曲に光を当ててくださったドラマのスタッフの皆さんと、編曲をしてくれた世武裕子さんには感謝の言葉しかありません。
主人公サクラとその仲間たちが駆け抜けた季節に、この曲がどんな風に折り重なるのか今からとても楽しみです。改めまして「さくら(二〇一九)」これからもよろしくお願いいたします。――森山直太朗この企画を思いついた時に、勝手に直太朗さんの「さくら」が鳴っていたんです。でも、森山さんの代表作でもありますので、無理を承知でご本人とお会いして、僕の思いを伝えました。直太朗さんが、「とても大切に16年間歌って来た曲ですが、今の僕にしか歌えない『さくら』があるはずです」と快諾してくれました。新しく生まれ変わった「さくら(二〇一九)」を初めて聞いた時、僕達の主人公・サクラを応援してくれているかのようで、久しぶりに心が震えました。――大平 太(プロデューサー)