7月20日(水)にスタートする日本テレビ新水曜ドラマ『家庭教師のトラコ』の主題歌に
森山直太朗の「茜(あかね)」が決定しました。
『家庭教師のトラコ』は、大ヒット・ドラマ『
家政婦のミタ』『
過保護のカホコ』を生んだ
遊川和彦(脚本)×大平太(プロデューサー)が手がける、この夏注目のドラマ。「合格率100%を誇る 謎多き家庭教師」の主人公・トラコ(
橋本愛)が、受験勉強よりも難問だらけの3家族を救うストーリーです。
2019年に主題歌として「
さくら(二〇一九)」を提供したドラマ『
同期のサクラ』から親交のある遊川と大平のオファーを受け、台本やストーリーを目にした森山の頭に真っ先に浮かんだのが「茜」。この曲は、2017年にみずから主演した舞台公演の時に書いた、知る人ぞ知る楽曲です。大切な人に想いを込めた“ロストバラード”であるこの楽曲は、森山の思い入れも強く「いつか、この楽曲をレコーディングしてリリースしたい」と思っていたそうです。
普遍的なテーマを込めた新たな歌詞と、劇伴作家の瀬川英史による壮大なストリングスアレンジの「茜」がドラマを引き立てます。
[コメント]「茜」は大切な人に思いを馳せるロストバラードです。ずっと心にしたためていた楽曲。今回大平プロデューサーからお話をいただき、遊川さんの脚本を拝見させていただき「この曲しかない」と確信いたしました。この歌と改めて向き合う機会をいただけたことに感謝します。個人的にも大切に歌い続けていけたら。
橋本愛さんがどんな風にトラコを演ずるのか今からとってもたのしみです。この歌が物語を観る人作る人に少しでも寄り添うことを願っています。――森山直太朗物語の序章、トラコ自身の生い立ちや本性、思惑などは隠されたまま、彼女はずっと何かを“演じ”続けています。
けれどこの曲は、彼女の内面に徹底的に寄り添ってくれています。
なので最初はトラコとこの曲に、どこか距離感が生まれることになるのでしょうか。
それから物語が進んでいくに連れ、その距離がどんどん縮まっていき、やがてトラコ自身とこの曲が一体化する…そんな関係性になるような気がしました。
早く最終回を見たくなりました。気が早いのですが…。笑
素敵な素敵な曲を、ありがとうございます。――橋本愛森山さんには、「同期のサクラ」という番組で楽曲を提供してもらいました。
主人公、サクラがどんなに辛くても自分を貫くシーンで曲が流れるとその心情を後押しするような世界観が作品をとても豊かなものにしてくれました。
今回、再び主題歌をお願いすると直太朗さん本人から電話をもらいました。
ドラマのテーマや主人公、トラコの背景を丁寧に聞いてくださり、快諾してくれました。
しばらくしてまたご本人から連絡があり「大平さんの話を聞いて、この曲が頭にうかんだんです」と聞かせてくれたのが「茜」です。
とても優しくて、どこか懐かしい直太朗さんの歌声は、家族の愛を知らずに育ったトラコが、茜色に染まった空を見上げて母を想う姿にも、トラコのそばにいるのに思いを告げられない福多の気持ちにも寄り添うようで、僕の胸の深いところに染み渡りました。
このドラマと共に、直太朗さんの歌声が視聴者の皆さんに届く日が待ち遠しいです。――大平太プロデューサー