全米No.1ソング「トゥ・ビー・ウィズ・ユー」をはじめとする数々のビッグ・ヒットを飛ばし、輝かしいビッグなキャリアをほこるスーパー・ロック・グループ、MR.BIG。デビュー20周年を迎えるにあたり、13年ぶりにオリジナル・メンバーでの再結成を発表。去る2月9日には、メンバー4人が来日し、六本木のハードロック・カフェにて再結成の記者会見が行なわれました。

　記者会見では、6月5日（金）の北海道厚生年金会館を皮切りに日本縦断のツアーを行なうことを発表。再結成のきっかけは？という質問について、ギタリストのポール・ギルバートは、「僕のライヴにビリーが来てくれて、パットもいたから、一緒にジャムったんだ。エリックはサンフランシスコに住んでるから、そこには来られなかったんだけど……。その時に、凄く楽しくて、エリックがいてくれたら、もっといいのにって思ったんだ。それが再結成のきっかけだね」とのこと。

　解散後にさまざまなバンドやソロとして活動してきたヴォーカルのエリック・マーティンは「MR.BIGが解散して、いろいろな活動をしてきたけど、MR.BIGほどの情熱を感じたことはなかった。そして、解散して初めて、このメンバーの素晴らしさが本当の意味でわかったと思うんだ。彼らがいかに才能に溢れたミュージシャンなのかって事がわかった」と語っています。

　記者会見では、日本のファンに贈るMR.BIGからのビッグ・プレゼントとして、ファンとメンバーとで選曲し、作り上げる究極のベスト・アルバムのリリースも発表に。これは、今回の“再結成”に、日本のファンにも参加し、一緒に楽しんでもらいたいというメンバーの意向により実現したんだとか。ファン投票は、近日オープンするワーナーミュージック・ジャパンのWEBサイト（http://wmg.jp/artist/mrbig/）より。発売は、4月22日を予定しています。

　記者会見の後には、「Daddy, Brother, Lover, Little Boy」「Green Tinted Sixties Mind」「Wild World」「Alive and Kickin'」のヒット曲を4人でアコースティック・パフォーマンス！ 13年ぶりとは思えないバッチリのグルーヴを披露したMR.BIG、ツアーも楽しみです！