伸びやかなヴォーカルと叙情味溢れるメロディとで、どこか懐かしくロマンチックな世界を歌い続け、今でも多くの作品が人々に愛され続けている
村下孝蔵。急逝から丸10年となる今年、アルバム
『GUITAR KOZO』がリリースに。
本作は、歌を愛し、ギターを愛した村下孝蔵の“アコースティックサウンド”に焦点を当て、全編初商品化となる貴重なアコースティック・ライヴ音源で綴った、これまでにないベスト・セレクション・アルバム。
実はこのアルバム、当初は全く別の内容となる予定でしたが、最終打合わせの直前にアコースティック・ライヴの音源が発見。そのクオリティが非常に高かったことから、“アコースティック・サウンド・ベスト企画”が急浮上(その後も続々と音源が見つかり、タイトルや内容もあっという間にまとまったとか!)。
また、時期を同じくして発見された生前のデモ・テープにメロディのみ残されていた作品「また逢う時まで」のインストゥルメンタル・ヴァージョンと、1997年のX'masディナーショーの来場者にプレゼントされた非売品CDに収録されており、村下の歌唱によるレコーディング作品としては、唯一CD化されていなかった「手のひらの愛」がボーナストラックとして収録。
ブックレットには、オリジナルのギターコードを全曲に記載。さらに代表曲「踊り子」の完全コピー版譜面も別刷で封入。歌でもギターでも村下孝蔵を堪能できる仕様となっています。
まさに“天国”からのプレゼントと言えるこの一枚。没後10周年を飾るに相応しいこの作品を聴きながら、村下孝蔵の世界に酔いしれてみましょう。