果ての街・釧路で人生の終わりへと向かっていたはずの男と女が出会い、再びそれぞれの人生の一歩を歩きはじめる感動の物語。主人公である鷲田完治を演じるのは、2015年にも『愛を積む人』や『HERO』『アンフェア the end』など数々の話題作に出演し、日本映画界を牽引する佐藤浩市。ヒロインの椎名敦子には、月9ドラマ『恋仲』でみずみずしい演技を披露している本田 翼を起用。誰もが経験する“過去”からの旅立ちを描く、胸を打つ人間ドラマが誕生しました。
音楽を担当しているのは小林武史で、主題歌は本作のために書き下ろされたMy Little Loverの「ターミナル」。My Little Loverの新曲は「ひこうき雲」以来4年ぶり、さらに映画主題歌としては本作と同じく篠原監督『深呼吸の必要』での「深呼吸の必要」以来11年ぶりとなり、メジャー・デビュー20周年プロジェクトのリードシングルとして発表(リリース日未定)される予定。9月4日(金)より、主題歌「ターミナル」も流れる予告編も解禁されています。
絶望的なことが起こるのに、心の中の小さな灯火がずっと温かい。 重苦しいのに、なぜか瑞々しさのようなものを感じる。 それはそれぞれの終わりと始まりが、これからもずっと続いていく予感がしたからかもしれません。 私はこの世界に凛とした姿で寄り添いたい、そんな想いで主題歌を歌いました。 この映画にとって、よき脇役となれますように。 ――My Little Lover akko