さる10月31日(水)、
長山洋子がアイドル10年、演歌20年のデビュー30周年記念コンサートを東京・浅草公会堂にて行ないました。超満員となった客席を前に、長山は、「待ちに待った今日この日。30年振り返ると皆さんの支えあってここまで来ました。お客さん、スタッフ、元気に産んでくれた両親に感謝です。今日の歌は今日だけ。今を大切にして、楽しみましょう」「2009年に結婚、2010年出産、子供は2歳。子育ての大変さを日々実感。親に言われていた通り、子供をもってはじめて両親のありがたみがわかった。結婚、出産、子育てを経験できて幸せ。感謝」と、涙を滲ませながら語りました。
この日は、記念のコンサートだけに、20年ぶりにドレスで「ヴィーナス」を披露! この他にも80年代の代表的なアイドル楽曲のカヴァーを披露し、代表曲の「蜩」「捨てられて」や立ち弾き三味線「じょんから女節」では、31名の津軽三味線をバックに力強く熱唱! アンコールでは、コンサート当日に発売となった新曲「ほっとしてください」を歌い上げ、大歓声の中、幕を下ろしました。
終演後の取材では、「アイドル10年、演歌20年、贅沢な財産です」「演歌転身後は、ずっとアイドル曲を唄っていなかったので、久しぶりにドレスを作りました。でも、ドレスは落ち着かない。着物の方がしっくりきます」と語った彼女。80年代アイドル曲のカヴァーで難しかったものは?という質問に対しては、「
荻野目洋子ちゃんの〈ダンシング ヒーロー〉は踊りが難しかった。でもキョンさん(
小泉今日子)の〈なんてったってアイドル〉は、歌詞を見ないでも唄える!」とのこと! さらに、今後の目標として「歌手として人として、生活が変化しても長山洋子の歌を聴いて頂けるように歌っていきたい」と、力強い言葉を寄せています。