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中川大志主演×飯塚健監督映画『FUNNY BUNNY』ティザー・ヴィジュアル&特報映像公開

中川大志   2021/02/10 12:15掲載
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中川大志主演×飯塚健監督映画『FUNNY BUNNY』ティザー・ヴィジュアル&特報映像公開
 2012年に上演され大いに反響を呼んだ、飯塚健監督のオリジナル戯曲『FUNNY BUNNY』が中川大志を主演に迎え、2021年春に映画化されることが決定。特報映像とティザー・ヴィジュアルが公開されています。

 『FUNNY BUNNY』は、『ステップ』『虹色デイズ』『荒川アンダーザブリッジ』などで知られるマルチクリエーター・飯塚監督によるオリジナル戯曲。2012年に上演されて大いに反響を呼んだ舞台版では「現在」「2年後」「4年後」という秀逸な構成で時空を軽やかに移動し、謎が謎を呼ぶという緻密なプロットが演劇ファンを熱狂させ、全公演がソールドアウト。のちに飯塚自らの手によって小説化もされています。上演中から、再演、映像化の問い合わせが殺到し、このたび満を持して映画化される本作は、舞台の設定がさらに進化し、大胆な構成のもと、音楽と映像による総合芸術作品に仕上がりました。

 主演は、飯塚監督作『虹色デイズ』や『坂道のアポロン』ほか数多くの作品で着実に経験を積み、NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』で国民的人気を得た中川大志。中川が扮するのは、自殺志願者を見分けることが出来る能力を持つ自称小説家の主人公・剣持聡。「世界を救うのはいつだって、想像力だ」と豪語する、一癖も二癖もあるアクの強いキャラクターです。「サルバドール・ダリの生い立ち」や「ニルバーナの足跡」など、様々なロジックを散りばめた“剣持語録”を含め、隅々に至るまで小ネタ満載でエッジの利いた新感覚エンターテインメント作品となっています。

 中川は「僕が演じた剣持というキャラクターは、人の痛みが分かるからこそ寄り添えて、現実を知っているからこそ寄り添うだけではない残酷さも持ち合わせている、まさにダークヒーローなんだと思います。映画を観てくれたお客様が劇場を後にする時、ウサギが一羽二羽と増殖していったら良いな、なんてワクワクしてます。一緒に、FUNNY BUNNYしましょう」とコメント。

 中川とは主演『虹色デイズ』や『全員、片想い』、ライヴエンターテインメント「コントと音楽vol.2」に続くコンビ作となる飯塚監督は「“想像しろよ”が口癖の厄介な男、剣持聡を託すならと考えた時、浮かんだ顔は一つでした。きっと剣持聡の哲学に毒され、仲間になりたくなるでしょう」とメッセージを寄せています。

[コメント]
「FUNNY BUNNY」の小説を監督から頂いたのは、まだ飯塚さんと出逢って間もない頃でした。そこから数年間「いつか映像化したいんだよね」というお話をしていて、今回、映画化が具体になってからは、あっという間に進んだ感じです。初めてウサギを被って図書館に立った時、あぁ本当に実現したんだと実感し、剣持と1つになれた感覚がありました。
剣持という男の言葉には魔法のような力があって、その背中には何故かついていきたくなる。そんな説得力をどう持たせるか、それが今回の課題であり、チャレンジでした。人の痛みが分かるからこそ、寄り添えて、現実を知っているからこそ、寄り添うだけではない残酷さも持ち合わせている剣持は、まさしくダークヒーローなんだと、僕は思います。
映画を観てくれたお客様が劇場を後にする時、ウサギが一羽二羽と増殖していったら良いな、なんてワクワクしてます。一緒に、FUNNY BUNNYしましょう。

――中川大志

私にとって、『FUNNY BUNNY』は特別な作品だ。作り手としてやっていけるかどうか、悩んでいた時期に書き殴った。そういう意味で、登場人物はすべて飯塚だ。
その中心に置いた、「想像しろよ」が口癖の厄介な男、剣持聡を託すならと考えた時、浮かんだ顔は一つでした。
中川君と共にした現場は今作で五度目。(カメオを入れると六度目か)難役をまとう姿は本当にキツそうでしたが、精悍で複雑な表情を絶えず見せてくれました。
混沌とした今に、この映画をつくらせて頂けたこと、改めて感謝いたします。是非劇場でご覧下さい。きっと剣持聡の哲学に毒され、仲間になりたくなるでしょう。

――監督: 飯塚健

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©2021「FUNNY BUNNY」製作委員会

『FUNNY BUNNY』
2021年春、ロードショー
funnybunny-movie.jp
配給: 「FUNNY BUNNY」製作委員会
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