中島みゆき 2022/10/21掲載(Last Update:22/11/25 18:27)
中島みゆきが、通算47枚目となるニュー・シングル「倶(とも)に / 銀の龍の背に乗って」を12月14日(水)に発売。同シングルはフジテレビ月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』と、12月16日に公開する映画『Dr.コトー診療所』のダブル主題歌を収録しています。
2020年、突然の緊急事態宣言によってラスト・ツアーが途中で中止となり表立った活動が鳴りを潜めていた中島みゆきが、この秋のサントリーコーヒー「BOSS」発売30周年TV-CMへの出演で突如“宇宙大統領”としてお茶の間に登場。YouTubeに公開されたCM映像の再生回数が420万回を超える等大きな反響を呼んでいる中、3年ぶり通算47枚目のニュー・シングルを発売することを発表。
新曲「倶(とも)に」は、中島みゆきとしては初となるフジテレビ月9ドラマの主題歌。北海道を舞台に「生きるとは」「命とは」「家族とは」という普遍的な問いに真っ正面から向き合った感涙必至のドラマ『PICU 小児集中治療室』の世界観を支える、魂を揺さぶる壮大な楽曲。ドラマの主題歌であることはもちろんのこと、このコロナ禍の中を果敢に、そして辛抱強く生きてきた日本中の人々に勇気を与える“こころに寄り添う”メッセージ・ソングとなっています。PICUとはPediatric Intensive Care Unitの略称で小児専門の集中治療室のこと。高度かつ集中した治療が必要とされるおよそ15歳以下の子どもを対象にした、いわば“子どものためのICU”です。舞台は北の大地、北海道。広大ゆえ大規模なPICUの運営は極めて困難と言われるこの地で、駆け出しの小児科医・志子田武四郎(しこた・たけしろう /
吉沢亮)が先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして、1秒でも早く搬送できる医療用ジェット機の運用を実現するために奔走する姿を描いています。自分の非力さに打ちのめされ、傷つき、それでも涙をぬぐい幼い命を助けようとする若く経験の浅い小児科医の奮闘を大きく包みこむように、中島みゆきの主題歌がドラマに寄り添っていきます。
また、「
銀の龍の背に乗って」は2003年、2006年に大ヒットした
吉岡秀隆、
柴咲コウが出演する離島医療に情熱をかける医師の苦悩と奮闘を描いたヒューマン・ドラマ『
Dr.コトー診療所』のために書き下ろされた主題歌で、ドラマと同様に愛され続ける中島みゆきの代表曲。ドラマ・
シーズン2の放送終了から16年、全国に感動を巻き起こしたドラマの続編として公開される映画『Dr.コトー診療所』の主題歌としても起用されることになったことから今回のシングルに再び収録が決定しました。
あわせて、同曲を収録した『
映画「Dr.コトー診療所」オリジナルサウンドトラック』も12月14日(水)に発売されます。音楽はNHK大河ドラマ『
篤姫』、映画『
冷静と情熱のあいだ』等の音楽で有名な
吉俣良が担当。ドラマの数々の名シーンを支えてきた名匠による音の世界、そして中島みゆきの主題歌「銀の龍の背に乗って」が収録されます。まだ静かに続くコロナ禍の中、“人を救って人に救われて、そしてここに生きている”と銘打たれた生と希望の巨編『Dr.コトー診療所』を観にぜひ劇場に足を運んでほしいところです。
2020年のラスト・ツアーの中止以降、時代が中島みゆきを求めるようになっています。名曲「糸」をテーマにした映画『
糸』の公開。コロナ禍の中“こんな時こそ、中島みゆきの歌を”をテーマにした2枚組ベスト・セレクション・アルバム『
ここにいるよ』や今年の2月に発売したラスト・ツアーの模様を完全収録した2枚組CD『
中島みゆき 2020ラスト・ツアー「結果オーライ」』の発売。どの作品も多くの人の心に届きヒットしています。中島みゆきの“こころに寄り添う”最新作「倶(とも)に / 銀の龍の背に乗って」の発売をお楽しみに。