9月15日に公開しアニメファンや
岡田麿里 監督のファンに熱く指示され人気沸騰中の映画『アリスとテレスのまぼろし工場』の主題歌「
心音(しんおん) 」とそのカップリング曲「有謬(うびゅう)の者共(ものども)」、そして前作シングル「
倶(とも)に 」を加えた3曲のサブスクリプション配信(サブスク)が、9月27日(水)に
中島みゆき 史上最速でスタート。
中島みゆきのサブスクといえば、昨年2022年11月に過去のシングル曲(全91曲)の解禁が話題となったのが記憶に新しいところです。シングル曲のみとはいえ「糸」「時代」「ファイト!」、ミリオンヒットとなった「
地上の星 」「
空と君のあいだに 」「
浅い眠り 」など日本のJ-POPシーンを代表するそうそうたる楽曲が解禁。アルバムの全曲解禁ではないものの大反響となり、どの曲も“プレイリスト入り確実”とリスナーからの喜びの声がSNS上に溢れました。今回、なんと発売して2週間という短いタームで最新作のシングル「心音(しんおん)」収録の2曲と発売から9ヵ月遅れの「倶(とも)に」が同時解禁となりました。
中島みゆきにとって「心音(しんおん)」は初のアニメ主題歌という初めてのアニメ作品への挑戦であり、新しいリスナーとの出会いのチャンスであったことも、サブスク解禁の前倒しになったひとつの理由でしょう。CDジャケットも中島初のアニメ画像とアニメファンに寄り添ったものとなっており、映画公開中に少しでも多くのリスナーに届けていきたい姿勢を感じることができます。
今作は中島が惚れ込んだ台本を書き下ろした岡田麿里監督渾身の作品で、主人公の14歳の少年少女達が、時が止まり、変化を禁じられた世界で悩み、奮闘し、恋する衝動を武器に世界を壊していく青春群像劇の主題歌。テレビCMやYouTubeでの予告編などで“未来へ 未来へ 君だけで行(ゆ)け”のフレーズを誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。この力強いフレーズとともに、映画に登場する人物、そして、映画を観る人達全ての勇気を鼓舞するように心に響いてきます。まさに今回この映画『アリスとテレスのまぼろし工場』のエンディングとして完全に映画の一部となっており、映画を観たユーザー全てを包み込み、この映画の世界とこの映画を体験する現在(いま)の時代を生きる人たちの心を繋ぐ一曲になっているのはSNSに寄せられている多くのコメントからも間違いないことでしょう。映画を観ていない方はぜひ聴いてから劇場へ、そして観た方も改めて「心音(しんおん)」に心のチューニングを合わせて映画の世界と中島みゆきの心を揺さぶる歌声を両方堪能してください。
また、昨年末に感動を巻き起こした
吉沢亮 主演の人気医療ドラマ『
PICU小児集中治療室 』主題歌の「倶(とも)に」も満を持しての配信。「倶(とも)に」のミュージック・ビデオは現在200万回再生を越えており、こちらもファンの要望に応える形でのサブスク配信となりました。ただし、中島みゆきのシングル曲はあくまで“中島みゆきの歌の世界への入り口”。今作で中島みゆきの歌に興味を持たれた方はぜひ、現在44枚リリースしている中島みゆきのアルバム作品の世界へ一歩踏み出してもらいたいところです。
今月13日に発売し、やっとリスナーの手元に届いたニュー・シングル「心音(しんおん)」のカップリング楽曲「有謬(うびゅう)の者共(ものども)」。今回、この曲もサブスク配信すると同時に歌詞付トレーラーが公開されています。
この曲をただのカップリング曲だと思うことなかれ。“間違うのがニンゲン”と、中島みゆき節が炸裂しています。中島の隠れた名曲「Nobody Is Right」を彷彿させる名曲。今楽曲も現在(いま)を生きる人たちへ向けた力強いメッセージであるのは間違いないでしょう。今回の歌詞付トレーラーで歌詞の世界を噛みしめながら楽曲と歌声に耳を傾けてください。
映画『アリスとテレスのまぼろし工場』は9月15日に公開。既に多くのファンが詰めかけ、多くの反響がネット上を賑わし、映画の感動、絵の美しさ、主題歌の存在感を伝えています。この作品を一早く観た中島みゆきの音楽プロデューサーの
瀬尾一三 は“中島みゆきの『夜会』を一度でも体験した人は、きっと何か感じるものがあるだろう”と、中島みゆきのライフワークである『
夜会 』を例に出して映画を評しています。『夜会』は中島みゆきが1989年からスタートした「言葉の実験劇場」で、この30年でVOL.20(再演含む14作品)実施され、延べ46万人を動員した中島みゆき原作、脚本、作詞、作曲、演出、主演の音楽舞台作品。プロデューサーの瀬尾は常々『夜会』は“感性に訴える作品”と云うように、今回の岡田麿里監督作品に“感性に訴える”何かを感じたのは間違いないでしょう。中島みゆきの『夜会』を体験した人、『夜会』の世界に足を踏み入れたい人たちもぜひ劇場に足を運んで“感性に訴える”何かを感じてください。きっと何か感じるものが必ずあるでしょう。
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