歌手、俳優として40周年を迎える
中村雅俊。『あゝ青春』以来、実に15年ぶりとなるオリジナル・アルバム『「ワスレナイ」〜MASATOSHI NAKAMURA 40th Anniversary〜』をデビュー日である7月1日(火)に発表します。
今作は、「コスモス」(2007年)、「涙」(2008年)といったシングル曲をはじめ、紅白歌合戦での歌唱も記憶に新しい“NHK東日本大震災プロジェクト”のテーマ・ソング「花は咲く」のアコースティック・カヴァー、震災の影響で統合され新たに誕生した「宮城県東松島市立鳴瀬桜華小学校」の校歌として自ら作曲した「花になろう」、宮城県出身の
宮藤官九郎や福島県いわき市出身の富澤タク率いるバンド“
Number the.”と競演したチャリティ・シングル「予定〜宮城に帰ったら〜」、さらには、自らの復興支援活動を通じて生まれた新録オリジナル楽曲「ワスレナイ」「Smile Again」などを収録。40周年を飾るに相応しい、力強いメッセージが込められた深く優しい歌声が心に響きます。なお、初回限定盤には、「ふれあい」「俺たちの旅」「恋人も濡れる街角」「心の色」を含むベスト盤CDを特典として封入。
また、中村はデビュー40周年ツアーとして、バンド形態でのツアーに加え、デビュー以来初となるアコースティックでの小編成セットで公演を行なうことも決定。日程はオフィシャル・サイト(
tomonokai.mj-e.com)で随時発表とのこと。ご注目ください。
[中村雅俊からのコメント]2014年の7月1日は、私の「ふれあい」が世に出てから40周年となる日です。
宮城県の女川という田舎から、外交官を目指して上京した青年は、たくさんのスタッフや友人、家族、時としてライバル、そして何よりも支え続けてくれたファンの皆さんのおかげで歌手、俳優として40年間、頑張って来れました。
今回、まだ制作中ではありますが、自分の40年の歌手生活のすべてを注ぎ込んだオリジナルアルバムをこのデビュー40周年の日に発売しようと決意しました。
2011年3月、日本を襲った悲しみを我々はいまだ忘れることができていません。
決して風化させてはいけないとも思います。
あの日から、自分もそれまでの自分の人生にくわえて、もうひとつ課題がふえました。
今の日本のみんなに「ワスレナイ」でいてほしいこと。
このアルバムには私がたどってきた人生のなかで得た楽しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、「ワスレナイ」でいようと思ったことを詰め込んであります。
どうか皆の人生に寄り添う作品として傍らにおいてもらえればと思います。