1962年頃に出会って以来、数々のスタジオ・ワークやライヴで共演してきたというギタリストの
中牟礼貞則とピアニストの
渋谷毅が、初のデュオ・アルバム『アワ・ロング・ロード~〜ライヴ・アット・ノー・トランクス 2023』を4月9日(水)に発表します。
2023年4月15日に東京・国立NO TRUNKSで録音された全7曲を収録。2人は2017年7月にNO TRUNKSのマスター村上寛の企画ではじめてデュオを披露しており、それから6年の時を経て録音が実現しました。収録曲は、中牟礼の十八番である
ハロルド・アーレンの「カム・レイン・オア・カム・シャイン」、渋谷のアルバム『
エッセンシャル・エリントン』(1999年)にも収録されていた
デューク・エリントンの「イン・ア・センチメンタル・ムード」、中牟礼も参加した63年録音のアルバム『
銀巴里セッション』に収録されているミュージカル・ナンバーの「イフ・アイ・ワー・ア・ベル」、渋谷が敬愛する
アントニオ・カルロス・ジョビンの「サムワン・トゥ・ライト・アップ・マイ・ライフ」など。2人にとって思い入れのある曲が並んでいます。
このデュオ・アルバムについて渋谷は「中牟礼貞則さんがなにか弾けばその一音でもう中牟礼さんだ、中牟礼さんだと思う。こんな人が近くにいるなんて、ほんと幸せだ。なんだか元気が出てくる」、中牟礼は「ここには、いつもの僕、いつもの渋谷さんが、飾ることなく録音されています」とコメントしています。