ジャパニーズ・ヒップホップ人気が高まっていく90年代半ばに、『悪名』『続悪名』『Hey! Young World』といったコンピレーションへの参加やシングル / EPのリリースなどで注目を集めていた中、97年にリリースされた本作は、TONKの手による90sマナーなソウル〜ジャズを基調とするメロウかつスムースな心地良いサンプリング・サウンドと、MC陣による軽妙な掛け合いとマイクリレーが絶妙にマッチした好盤として日本語ラップ・ファンには人気の高かった作品。なお、ゲストでRHYMESTERやRAPPAGARIYAらが参加しています。