ジャーニーのギタリスト、
ニール・ショーンが盟友
ディーン・カストロノヴォ(ds)、
マルコ・メンドーサ(b)とトリオ編成で挑むソリッドなロック・アルバム『ソー・ユー』(VQCD-1037 2,700円 + 税)を4月30日(水)に発表します。超絶テクニカルなインストゥルメンタルからメロディアスな楽曲まで、多彩なスタイルを披露した最新スタジオ・レコーディング作で、ゲストに
ジャック・ブレイズ(
ナイト・レンジャー)が参加しています。
全米トップ・バンドとして長く君臨、2013年には日本武道館公演を含むジャパン・ツアーを成功させたジャーニー。彼らの最新アルバム
『エクリプス』完成後に、ニールはソロ作を制作。そのアルバム
『ザ・コーリング』は2012年にリリースされ、成功を収めていますが、それとまったく異なったベクトルで作られたのが本作『ソー・ユー』です。
アルバム全曲をニール、ディーン・カストロノヴォ、マルコ・メンドーサという、ベーシックなトリオ編成でレコーディング。現ジャーニーのドラマーであり、
バッド・イングリッシュ以来の盟友であるディーン、
ホワイトスネイクや
シン・リジィでの活動で知られ、ニールとはソウル・サーカスで共演するマルコという、信頼する仲間たちとともに、ニールが超絶速弾きからメロディアスなリード・プレイまで、多彩なギターを聴かせます。
師匠
カルロス・サンタナに捧げる「エキゾチカ」での情熱的な弾きまくり、深海へと沈みこんでいくスケールの大きな「ビッグ・オーシャン」というインストゥルメンタル2曲を筆頭に全編、彼のテクニカルでエモーショナルなギターが全面的にフィーチャーされています。
ソングライティングはニールのほか、多くの曲でジャック・ブレイズ(ナイト・レンジャー)が共作者としてクレジットされており、ハードな中にメロディが光るロックをプレイ。ヴォーカルは3人がとっており、ジャーニーでも歌うことがあるディーンが時折スティーヴ・ペリーを彷彿とさせる歌い回しを聴かせ、マルコはディープなヴォイスを披露。ニールも情感を込めたヴォーカルでじっくり歌い上げている。
さらにジャック・ブレイズ、そしてジャーニーの来日公演でサポートを務めたマディソン・ケイン(ジョナサン・ケインの愛嬢)もゲスト・ヴォーカルで参加。今年5月にはジャーニー&スティーヴ・ミラー・バンドの全米ツアーを敢行、また公開結婚式を行なうなど、公私ともに充実しているニールの勢いを感じさせるアルバムとなっています。