ニュース

NEMOPHILA、LINE CUBE SHIBUYAでワンマン・ライヴを開催 全国ツアーも発表

NEMOPHILA   2022/01/11 13:11掲載
はてなブックマークに追加
NEMOPHILA、LINE CUBE SHIBUYAでワンマン・ライヴを開催 全国ツアーも発表
 東京・LINE CUBE SHIBUYAにて行われた初ワンマンでZepp Tourを発表したNEMOPHILA。LINE CUBE SHIBUYAを完売したNEMOPHILAは2022年確実に間違いなくブレーク。

 2020年2月29日に行った東京・渋谷REX以来の有観客ライヴ。ドラムのむらたたむが産休でSHOW-YAのmittanがドラムを叩いたREX。フルメンバーとしてのワンマン・ライヴは今回が初となります。YouTube配信で日本のみならず、ワールドワイドに知名度も高まったNEMOPHILAの激烈でテクニカルなメタルサウンドを求めて1900人のファンが会場に駆けつけました。

[ライヴ・レポート]
 数日で完売した今日のライブは、NEMOPHILAがそのベールを脱いで実体と実像を鮮烈に印象付けたライブだった。紗幕に映されたカウント、リアルなNEMOPHILAを初めて目撃するファンの期待感は異様なほどの高まる熱の中で始まった。

 「鬼灯」はインダストリアルにデザインされローグルーヴが特徴的。mayuの伸びやかで力強いヴォーカルとコラースの開放感が大きなコントラストを生み出し、まさに1曲目に相応しい曲と言える。メンバーの緊張感が表情から読み取れるが、心地良テンション感が会場にも届き、煌びやかに突き上げられた拳は2曲目の「雷霆」でさらに激しさを増す。

 MCでは「初めましての方は初めまして!やりたくてやりたくてしょうがなかったライブ。やれて良かったー!ありがとうございます。このまま加速していくぞー!」と力強くmayu!その声に導かれクラップがさらにうねりを増す中で「SORAI」「Night Flight」「Breaking Out」と流れるような激音に魅了されるオーディエンス。息もつけないほどの疾走感でライブは進む。

 コールアンドレスポンスができない状況で、ファンはその拳の突き上げに全ての思いを込めてアグレッシブにさらに高くうねる波のように波動する。

 後半戦はアラビア調のミステリアスな妖しいヘヴィーチューンの「HYPNOSIS」を皮切りに、アコギを生かしたバラード「GAME OVER」を披露。アンコールの「Life」と同様にパワーバラードとしてNEMOPHILAサウンドに彩を添え、奔放なラウド色と一線を画し、NEMOPHILAのもう一つの魅力でもあることを再認識させてくれた。

 ダンスは小学生から高校生までやっていたというmayu!そのステージングはシャープで天性の強烈なスクリーモは圧倒的な存在感を醸し出している。SAKIとの華麗なハーモニー生み出す葉月はギターソロではスラッシーでトリッキーなタッピングで会場を沸かせ、ハラグチサンはパッション・気持ちと情熱が最も演奏に必要なエレメントであると熱くビートを奏る。ドラムのむらたたむは後方からバンド全体を見ながらリズムでバンドをコミュニケートさせ、キュートな笑顔でツーバスを炸裂させている。そしてSAKIはリーダー的存在として細部に目を向け、バンドの進むべき正しい方向へ間違いのないギタータクトを存分にふるい、艶やかで華やかにステージを見せてくれる。

 途中のMCではギターの葉月からは6月に開催される対バンZepp Tourも発表された。〈NEMOPHILA Zepp Tour 2022 〜虎穴に入らずんば虎子を得ず〜〉と題したツアーは対バンツアーになる。

 「当たり前じゃない状況の中、こうして来てくれた皆さんには本当感謝してます。配信で見てくれてる皆さんもありがとうございます。こうしてZepp Tourができるのも皆さんのおかげです」とSAKIが心を込めてメッセージ。その間隙を突いて「ラストいくぞー」とmayuがシャウト!メタリックな爆音が会場に鳴り響き、怒涛の「MONSTERS」「Change the World」「DISSENSION」「OIRAN」4連続でバンドとオーディエンスの一体感はムーブとなりグングン加速して本編のフィナーレを迎えた。

 真正のラウド・メタル・バンド、メタルでコアでラウド、スラッシュに留まらずサビはポップ。様々なジャンルを掻き回すのがNEMOPHILAだ。そのサウンドに男女を超えて、国境を超え、織りなす激音に魅了される。

 メンバーが感極まるシーンもあったNEMOPHILA初ワンマン・ライヴ。結成して2年弱でLINE CUBE SHIBUYAをやり切ったNEMOPHILAは、今まさに超絶なパワーに溢れている。6月からのZepp Tournのその先大きな舞台をイメージしたのは今日ここにいたオーディエンスとスタッフ、そして関係者全員だったに違いない。

拡大表示


REVIVE〜It’s sooooo nice to finally meet you!!!!!〜
2022年1月9日(日)at LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)

[セットリスト]
M1. 鬼灯
M2. 雷霆 -RAITEI-
-mc
M3. SORAI
M4. Night Flight
M5. Breaking Out
-mc
M6. REVIVE
M7. Blooming
M8. Fighter
M9. Rollinʼ Rollnʼ
-mc
M10. HYPNOSIS
M11. Game Over
M12. Creature
-mc
M13. MONSTERS
M14. Change the World
M15. DISSENSION
M16. OIRAN
EC. Life

〈NEMOPHILA Zepp Tour 2022 〜虎穴に入らずんば虎子を得ず〜〉
NEMOPHILA Zepp Tour2022のチケット申し込みはローソンチケット
l-tike.com/nemophila(先行、一般発売共通)
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
[インタビュー] ソウル&ファンク・ユニットMen Spyder 初のEPを発表[インタビュー] KMC 全曲O.N.Oによるビート THA BLUE HERBプロデュースの新作
[インタビュー] 魚返明未 日本の新世代ジャズを牽引するピアニストが、新たなトリオでアルバムを発表[インタビュー] みやけん 人気ピアノYouTuber 『俺のヒットパレード!』第4弾リリース!
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015