2016年6月にアメリカ・ワシントンDCで開催された、第1回〈DCジャズ・フェスティバル〉の一環として行なわれたコンペティション“DCJazzPrix”で優勝を飾った日米ハイブリット・バンド、
ニュー・センチュリー・ジャズ・クインテットが3rdアルバム
『アライズ』(SOLNS-0005 2,320円 + 税)を7月14日(木)にリリースします。
古き良きジャズを基に若い感性で新時代のジャズをニューヨークから発信するニュー・センチュリー・ジャズ・クインテット。数々のセッションで活躍するドラマーのユリシス・オーエンスJr.と、今年5月に30年以上の歴史をもつ米〈ジャクソンビル・ジャズ・ピアノ・コンペティション〉で日本人として初優勝を果たしたピアニスト、
大林武司が共同リーダーを務め、2014年6月に
『タイム・イズ・ナウ』でデビューして以来、瞬く間に大きな反響を呼び、昨年は〈東京JAZZ〉に出演するなど積極的に活動を行なっています。
メンバーには今やニューヨークで最も忙しいと言われるベーシストの
中村恭士も名を連ね、トランペット奏者のベニー・ベナックIIIとアルト・サックス奏者の
ティム・グリーンの2管が参加しています。また大林と中村はニューヨーク在住の日本人ジャズ・ミュージシャンで結成されたスペシャル・バンド、“J Squad“のメンバーとして、テレビ朝日「報道ステーション」の新テーマ曲でも話題を集めています。
今年の5月初旬にニューヨークのシェア・サウンド・スタジオで録音された今作は、大林、中村、ベナック、グリーンが1曲ずつ作品を提供。その他に
ドナルド・バード、
マル・ウォルドロン、
レニー・ホワイト、
ジョージ・ケイブルス、
レイ・ブライアントらの作品を取り上げ、名曲を現代に蘇らせています。
またこのアルバムの発売を記念して、8月16日(火)の〈山形JAZZ 〜東京JAZZ CIRCUIT〜〉を皮切りに、9月8日(木)の東京・南青山 Body & Soulまで約3週間にわたるジャパン・ツアーが決定。アメリカ、ヨーロッパでのコンサー・ツアーも引続き予定されており、いよいよ世界に羽ばたく夏となりそうです。