ニュー・オーダー(New Order)が、9月23日にリリースする10年ぶりのニュー・アルバム『ミュージック・コンプリート』(TRCP-200 2,300円 + 税)に、ブランドン・フラワーズ(
キラーズ)、
イギー・ポップ、トム・ローランズ、エリー・ジャクソン(
ラ・ルー)、スチュアート・プライスがゲスト参加していることがあきらかになりました。ブランドン・フラワーズは、ニュー・オーダーのミュージック・ビデオ「クリスタル」に登場する架空のバンドの名前をみずからフロントマンを務めるバンドの名前にしたほどの大ファン。アルバムでエンディングを飾る「Superheated」にヴォーカルで参加している。トム・ローランズは「Singularity」と「Unlearn This Hatred」の2曲をプロデュースしたほか、「Tutti Frutti」ではソングライティングに参加するなど、多くの人が伝説のバンドの復活に力を添えています。
また、アルバムのテーマはダンス・ミュージックだとフロントマンの
バーナード・サムナーは語っています。「最近の2作品は、基本ギターとベースで、それはなぜかというと、僕的にはシンセサイザーからはちょっと距離を置きたかったんだ」「僕はかなり昔を思い出して、ギターという楽器の魅力をもう一度見直したかったんだ、それこそ僕がジョイ・ディヴィジョンで始めたあの頃のようにね。みんなひとつの楽器にのめり込む時期とそうじゃない時期ってあると思うんだ。というのは、僕らがこのアルバムを作ろうとなったときに、僕は今回に関しては、シンセサイザーと電子楽器を使ったものに戻る準備はできたかなと思ったから」
ニュー・オーダーはアルバム発表後、11月4日のパリ公演を皮切りにヨーロッパ・ツアーを行ないます。