「店頭からブレイク・アイテムを作っていこう!」を合言葉に、全国のタワーレコードのバイヤーが、洋・邦・ジャンルを問わず己の耳と直感だけを信じて、世間で話題になる前のアーティストをいち早くピックアップ、全店で展開し大プッシュしていく名物企画『タワレコメン』。2006年からスタートした本企画は、毎月、バイヤーたちによるガチ・プレゼンと投票でアイテムを決定、全店展開していく激推し企画です。11月は
シンガーズハイ、yutori、
LAUSBUBの3組が選出されました。対象アイテムは11月9日(水)発売のシンガーズハイの『
Melody』、11月2日(水)リリースのyutoriの『モラトリアム』、11月16日(水)リリースのLAUSBUBの『
M.I.D. The First Annual Report of LAUSBUB(+1)』です。
シンガーズハイは2020年コロナ禍の中でヴォーカル&ギター内山ショートを中心に結成された平均年齢20歳、4人組ロック・バンド。一度聴いたら耳から離れない個性的ハイトーン・ヴォイス、初期衝動全開の荒々しくも瑞々しいビート&アンサンブル、突き抜けたキャッチーなメロディ、そして胸に突き刺さるヒリヒリした歌詞の世界観が特徴。結成して1年で3曲のデジタル・シングル&ミュージック・ビデオを公開。満を持して行なわれた2021年4月のデビュー・ライヴは即日ソールドアウト。サーキット・イベントでは入場規制が多発、今年7月に東京・下北沢DaisyBarにて開催されたバンド初のワンマン・ライヴもチケットが即完するなど急速に注目度を上げています。「タワレコメン推薦者コメント」は「結成から約2年という経歴ながら、超個性派ハイトーンボイスと超個性派ギターがぶつかり合う中毒性と衝撃度の高さで、疾走感あるサウンドに一瞬で引き込まれる!刺々しいメロディとサビの巻き舌で捲し立てる今作収録の〈ノールス〉は必聴の1曲!」。
yutoriは2020年12月始動、関東出身平均年齢19歳4人組バンド。ベリテンライヴ、TREASURE05X、MINAMI WHEELなどのフェス・サーキットの出演や、ストリーミング楽曲総再生数が600万再生を突破するなど、躍進著しいyutoriが放つ1stミニ・アルバム。『WOWOWオリジナルドラマ 早朝始発の殺風景』主題歌となっている「モラトリアム」を含む本作は、「君と癖」「音信不通」など配信ヒット・ソングを収録。初々しさの中にも弱さを隠さない等身大の歌詞と、普遍的なJ-ROCKサウンドが合わさった、平均年齢19歳という“大人”になる直前の彼らにしか歌うことのできない1枚となっています。「タワレコメン推薦者コメント」は「様々なインディーバンドがいる中、楽曲の完成度・キャッチーさなどはほかのインディーズと比べても頭1つ抜き出ています!若者の感情をリアルな言葉で表現した歌詞と力強くて感情がこもった女性ボーカル佐藤古都子の歌声は中毒性高し!」。
LAUSBUBは、2020年3月、北海道札幌市の同じ高校の軽音楽部に所属していた、岩井莉子と髙橋芽以によって結成されたニューウェイヴ・テクノ・ポップ・バンド。2021年1月にTwitterの演奏動画投稿をきっかけに各SNSが賑わい、ドイツの無料音楽プラットフォームSoundCloudで全世界ウィークリー・チャート1位を記録。同時期に国内インディーズ音楽プラットフォームEggsでもウィークリー1位を記録。同年6月18日、初のDSP配信となる配信シングル「Telefon」をリリース。翌日6月19日、初の有観客イベント〈OTO TO TABI in GREEN(札幌芸術の森)〉に出演。2022年1月、北海電気工事(株)のTV-CM「現場deテクノ」篇の楽曲制作を担当するなど早くも活躍を見せています。今作は
細野晴臣「Sports Men」のカヴァーを含む6曲(ボーナストラック1曲)を収録。「タワレコメン推薦者コメント」は「古き良きテクノ~ポップがたまらない!昨年音源が爆発的に拡散、世のテクノフリークから著名人まで反応する事態となるなど一躍話題になる中超待望のリリース。今後超大物になる予感が止まりません」。