『
アルプススタンドのはしの方 』、『女子高生に殺されたい』、『ビリーバーズ』などジャンルを問わず話題作を多数生み出し続け、高い評価を得る鬼才・
城定秀夫 監督の最新作映画『恋のいばら』が、ダブル主演に
松本穂香 、
玉城ティナ 、共演に
渡邊圭祐 を迎えて2023年1月6日(金)に全国公開することが決定。この度、本作の本ヴィジュアル、本予告、新場面写真を一挙公開。さらに、本作の主題歌には、ワンマン・ツアー、大型フェスの出演も果たし、今最も注目度の高い
chilldspot が書き下ろした「get high」に決定しました。
図書館で働く桃(松本穂香)は、突然フラれてしまった元カレ・健太朗(渡邊圭祐)のインスタを見て、今カノ・莉子(玉城ティナ)の存在を知ります。自分とは正反対のイマドキな洗練された莉子に興味を持ち、調べていくうちに本人を特定。“ある理由”で、莉子に直接会いに行ってしまいます。今カノ・莉子と対峙した桃は「リベンジポルノって知っていますか?」、そして「彼が撮った二人の秘密の写真データを取り返したい……あと、あなたも撮られてないですか……」と告げます。元カノと今カノ。出会うはずがないふたりが出会った今、“秘密の共犯関係”が始まろうとしています。
この度公開となった予告編は、桃が、元カレの今カノ・莉子をインスタで特定、接近し、「リベンジポルノって知っていますか?」、「健太朗のパソコンに保存されている自分の写真を消して欲しい」と話を持ちかけるシーンから始まります。自分にも心当たりのある莉子は、渋々桃に協力し、共通の目的を果たすため、元カノと今カノが“秘密の共犯関係”となります。そして、2人は“友人”、“親友”でもない、カテゴライズされない関係となっていきますが、突然「一番おかしいのは誰でしょう」というベッドの下にいる(!?)莉子の言葉と共に、物語は一転、「愛か、復讐か」、桃と莉子のビンタの応酬、健太朗の「彼女じゃないし」という吐き捨て、三角関係が歪みを見せていきます。
元カノと今カノが“共犯関係”になった時に、恋のいばらの道の先に待ち受ける結末とは……。併せて公開となったポスター・ヴィジュアルでは、中央には「恋人同士では見ないでください」というコピーと共に、元カノ、今カノ、カレが同じ場所にいますが、3人全員が心の中では何を考えているかわからない、本作のいびつな三角関係を表現した、美しさと危うさを秘めたヴィジュアルとなっています。ポスター・ヴィジュアルを撮り下ろしたのは、ティザー・ヴィジュアルに引き続き、2017年に自身初の個展「GINGER ALE」を開催し、翌年初作品集『light years -光年-』をTISSUE PAPERSより刊行するなど、雑誌や広告などで活動する写真家の石田真澄。ただの三角関係じゃない、それぞれの秘密が錯綜する写真に仕上がっています。
主題歌は、大注目バンド、chilldspotによる書き下ろし「get high」に決定。cilldspotはメンバー全員が2002年生まれの東京都出身4人組バンドで、2019年12月に結成し活動を開始。2020年11月に1st EPを高校在学中にリリース。2021年1月にSpotifyが今年躍進を期待する次世代アーティスト「RADAR Early Noise 2021」に選出、さらに、同年7月にはYouTube Musicが世界中の注目アーティストを支援するプログラム「Foundry」に選出され、大きな注目を集めました。最近では、新曲「BYE BYE」がHonda「VEZEL e:HEV」CMソングに、「Sailing day」がブルボン「アルフォ ート」CMソングに決定したほか、テレビ朝日系『あざとくて何が悪いの?』番組内連続ドラマ第6弾の主題歌に楽曲「Like?」が起用されるなど、今、大注目の若手バンドです。今回の公開にあたり、chilldspotの比喩根(vo,g)より、主題歌を手掛けた喜びのコメントが到着しています。
[コメント] お話を頂いた時驚きと共に、初めての経験でワクワク感もありました。 こうして映画の一部分として関われてとても光栄です。 「get high」を作るに当たり、『恋のいばら』の台本や原作の映画を読み込み、美しさと歪さの表裏一体感を表現できる様意識をしました。 映画は勿論の事、サウンド感や歌詞にも注目して貰えると幸いです。 ――chilldspot 比喩根(vo,g) VIDEO
©2023「恋のいばら」製作委員会