この度、KADOKAWAは、監督・脚本:
内田英治、主演:
土屋太鳳で、完全オリジナルの劇場映画『マッチング』を製作することを発表しています。
恋人探し、婚活など、現代人に最も身近なツールとなったマッチングアプリ。気軽さも手伝ってその普及率は年々増加の一途をたどっています。しかし同時に、ユーザー間でのトラブルも多数報告されており、やって来た相手がプロフィールとは全くの別人だったり、さらに深刻な事件に発展するケースも。本作では、マッチングアプリを通じて他人と気軽に出会えるようになった現代だからこそ起こる“身近に潜む恐怖”を、追い詰められてゆく主人公とともにジェットコースターに乗ったかのようなスリルと、予測不可能なストーリー展開で描いています。アプリによって増えた、他人との出会いの機会。しかし、もしプロフィールがウソだったら?マッチングしたのが危険な人物だったら?さらに、あなたの大切な人の別の顔が暴かれてしまったら?──出会いの裏に仕掛けられた“罠”の恐怖──人との出会いが多様化した現代だからこそ生まれた、時代マッチング度100%の新感覚サスペンス・スリラー映画が誕生します。
本作は、恋愛に奥手な主人公・輪花(りんか)が、同僚の勧めでマッチングアプリに渋々登録。マッチングが成立するも、目の前に現れたのはプロフィールからは想像できなかった暗い男。その男はやがて裏の顔を見せ始めます。時を同じくして、アプリ婚をしたユーザーが殺される事件が彼女のまわりで頻発。輪花が出会った男が捜査線上に浮上しますが、事件は全く意外な方向から別の展開を見せました。一体この事件の裏には何が隠されているのか?そしてついに、輪花にも犯人の魔の手が迫ります――。
監督・脚本は、『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞、その他Netflixオリジナル・ドラマ『全裸監督』など多数の作品を手掛ける鬼才・内田英治。自ら脚本も務め、誰もが共感できる身近な題材をテーマに、二転三転する予測不可能な完全オリジナルサスペンス・スリラー映画に挑みます。そして、主演の輪花役は、2008年のデビュー以降、『
orange-オレンジ-』(2015)、『
青空エール』(2016)、『
8年越しの花嫁 奇跡の実話』(2017)、『
チア☆ダン』(2018)、『やんごとなき一族』(2022)など、様々な映画・TVドラマで活躍する若手実力派女優・土屋太鳳。マッチングアプリでの出会いをきっかけに、次々と襲い掛かる先の読めない恐怖に見舞われる主人公を体当たりで演じます。
撮影は関東近郊で今年9月中旬よりスタートし、10月20日にクランクアップしたばかり。2023年の劇場公開を控えています。広く普及したマッチングアプリによる出会いから始まる恐怖、ジェットコースターのようなノンストップの展開。この時代だからこそ引き込まれる設定とストーリーで贈る、映画『マッチング』にぜひご期待ください。
[コメント]私自身いつかやりたいと思っていた映画のジャンル、スリラーに挑戦しました。本作は人と人とのつながりの溝に生まれる恐怖。その恐怖が増大する様が描かれています。主演には土屋太鳳さんをお迎えしました。土屋さんのとことんイメージを裏切ってくる極限の表現をぜひ見てほしいです。どんでん返しに次ぐどんでん返し。ジェットコースターに乗っているような感覚で楽しめる作品でございます。――内田英治監督幸せの探し方は一つではありません。でも、だからこそ、幸せを探しているつもりが違うものを掴んでしまうこともあって、その原因は欲かもしれないし本能かもしれない。輪花と一緒にどう生きるべきだったのか、その時間を通して何を伝えるべきなのか...撮影を経て今になっても、私はまだ整理出来てないんです。
どの役に対しても「何か少しでも伝わって欲しい」と願いながら取り組んできた私にとって、この日々は恐怖でした。でも一つだけ、はっきりしていることがあります。本当に愛の深い現場でした。内田英治監督はじめ内田組の全て、輪花と共に生きた全ての役、その役を演じた全ての方々、そして輪花に、心から心から心から、感謝しております。――土屋太鳳昨年、内田英治監督から「こんな企画があるんですけど、」と概要伺ったのが本作のスタートでした。現代的で予測不可能な展開はオリジナル作品故に強みとなって脚本でさらにツイストがかかって企画が立体的に練られていきました。そして決定打となったのが主演となる輪花役の土屋太鳳さんです。
可憐さと芯の強さを併せ持つ土屋さん以外に考えられませんでした。映画を観る方に土屋さん演じる輪花を通じてこの誰も予測できない展開と結末をご用意します。どうぞご期待下さい。――KADOKAWA 二宮直彦プロデューサー©2023『マッチング』製作委員会