歌手・
石川さゆりが、10月29日に東京・NHKホールにて〈石川さゆり 50周年記念リサイタル〜心おもむくままに〜〉を開催しました。
石川のデビュー年でもある1973年に建てられた同ホールでの記念リサイタル。当日は、石川が「あの曲もこの曲も歌いたい!とどの曲にも思い出があって、なかなか選びきれなかった」という厳選の全29曲を歌い上げました。
途中、サプライズでラッパーの
KREVAも駆けつけ、「火事と喧嘩は江戸の華」、そして初披露の新曲「愛されるために君は生まれた」(来年発売予定)を歌唱。他にも、作詞家・
阿久悠の未発表曲「みち 今もなお夢を忘れず」(来年発売予定)の初披露では、ウクライナのバンドゥーラ奏者の
ナターシャ・グジーの演奏とコラボレーションしました。
終盤では、作曲家・
千住明の指揮のもとSENJU LABの演奏にのせて「
天城越え」「
津軽海峡・冬景色」の大ヒット・ナンバーをはじめ、周年記念曲「
残雪」を披露。ステージには画家・千住博の絵がアニメーションとなって映し出され、石川の歌声とコラボレーション。圧巻のステージを繰り広げました。
アンコールでは、会場が青いペンライト一色で埋まるサプライズに感極まり涙すると、ファンへ50年分の感謝の気持ちを伝えると共に「これからも前を向いて走り続けなければ」とさらなる意欲をみせました。