小田和正が2022年6月3日の福島・ビッグパレットふくしま公演を皮切りにスタートした3年ぶりの全国ツアー〈明治安田生命 Presents Kazumasa Oda Tour 2022 「こんど、君と」〉が、自身の故郷神奈川・横浜に13,000人を集めてフィナーレを迎えました。このステージにて、2023年春に追加公演が決定したことが発表されています。
今回のツアーは、自身のコロナ感染により、8月3日(水)、4日(木)の東京・国立代々木競技場第一体育館と8月13日(土)、14日(日)の沖縄アリーナ公演が延期されたほか、九州北部を直撃した台風14号の影響により、9月18日(日)のマリンメッセ福岡A館公演が中止に。順風満帆のツアーとはいかなかったものの、9月20日に75歳を迎えながらも全国で30万人を動員し、前人未到の最年長アリーナ・ツアーを成功させました。
冒頭のMCにて「一部なんだか今日がファイナルみたいな雰囲気が漂っているように思えますが、まだ沖縄公演が残っていますし、沖縄のイベンターが今日遊びに来ているので傷つきますから(笑)まあ、セミファイナルという感じで盛り上がっていきたいと思います」と語った小田。2022年6月に8年半ぶりに発表したオリジナル・アルバム『
early summer 2022』から「so far so good」(NHKドラマ10『
正直不動産』主題歌)、「ナカマ」(テレビ東京系『ガイアの夜明け』エンディング・テーマ)、そしてツアー・タイトルにもなっている「こんど、君と」(NHK『みんなのうた 60』記念ソング)など、新曲とお馴染みの大ヒット・ソングを織り交ぜながら、花道を縦横無尽に動き回り、客席を大いに盛り上げ、全力で楽しませました。
終盤のMCでは、「セミファイナルはいかがだったでしょうか?皆さんご存じかとは思いますが、来年の5月から追加公演を行います。その頃はもしかして一緒に歌えるようになっていることを願って、皆さん健康に注意してまた付き合ってください。どうもありがとうございました!」と観客に語りかけました。
また、2023年6月28日(水)、29日(木)に振替となった東京公演に合わせて、さらなる追加公演が発表。思いがけぬその発表に会場から大きな拍手が巻き起こり、アンコールを含む全25曲約2時間30分に及んだ横浜公演は、振替となった沖縄公演を残しつつも、一旦幕を閉じました。
追加公演は、2023年5月3日(水・祝)サンドーム福井から8月2日(水)神奈川・横浜アリーナまで、全国16ヵ所の公演が決定しています。詳細は〈明治安田生命 Presents Kazumasa Oda Tour 2022 「こんど、君と」〉特設サイトをご確認ください。
©カメラマン:菊地英二