2017年に第157回直木賞を受賞、累計発行部数56万部を超える佐藤正午によるベストセラーにして、佐藤の最高傑作と名高い純愛小説を、大泉洋×有村架純×目黒蓮×柴咲コウの共演で実写化した映画『月の満ち欠け』。このたび、12月2日（金）の全国公開に先駆けて、本編映像が初公開となりました。

　現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角。本作は、無関係だった彼らの人生が“瑠璃”という名の女性の存在で交錯し繰り広げられる、「愛する人にもう一度めぐり逢いたい」という想いが起こした“奇跡”が紡ぐ、数奇で壮大なラヴ・ストーリーです。

　主人公・小山内堅（おさない・つよし）には大泉洋。小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性、正木瑠璃（まさき・るり）には有村架純。正木瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦（みすみ・あきひこ）には、単独での映画出演は初となる、Snow Manの目黒蓮。小山内の妻・小山内梢（おさない・こずえ）には柴咲コウ。そして、正木瑠璃の夫・正木竜之介（まさき・りゅうのすけ）には田中圭、小山内にある事実を伝える、娘の親友・緑坂ゆい（みどりさか・ゆい）には伊藤沙莉と、超豪華キャストが集結し、壮大な愛の物語を確かな演技力で彩ります。

　今回公開された本編映像で映し出されるのは、小山内家のホームビデオ。愛娘・瑠璃（菊池日菜子）の誕生日パーティーで堅と梢夫妻、そして瑠璃の親友である緑坂ゆい（伊藤沙莉）が食卓を囲み、ゆいがカメラを回し始めます。「どうして、ママと結婚したんですか？」といきなり瑠璃からの容赦ない質問が堅に投げかけられ、困ったように照れ笑いを浮かべながらも、ワインをぐいっと飲み、大学時代に食堂で梢を見かけてから夢中だったと話し始める堅。隣で微笑みながら話を聞く梢の優しい表情にもフォーカスが当たり、終いには堅は「俺には、この人しかいないって、ずっと、今でもそう思っている」と愛の告白。堅の梢に対する深い愛情、そして瑠璃も含めた家族3人での幸せいっぱいの日常が切り取られた映像となっています。しかしこの後、梢と瑠璃に悲劇が……。そしてそれを発端に数奇な運命に巻き込まれる堅にどのような結末が待ち受けるのか――？劇場でその行く末を見届けていただきたいところです。




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