関西ジャニーズJr. 内のグループ“Boys be”で活躍中の
池川侑希弥 が映画初主演、『
百円の恋 』『
アンダードッグ 』(脚本)、『喜劇愛妻物語』(脚本: 監督)や、来秋のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(脚本)などの
足立紳 監督による最新作『雑魚どもよ、大志を抱け!』が、2023年3月24日(金)より東京・新宿武蔵野館ほか全国順次公開されます。この度、本作の本予告映像と場面カットが公開されました。
本作は、映画作家・足立紳自身が執筆した小説『弱虫日記』(講談社文庫)を原作とし、「プライドを獲得しようと必死にもがいている少年たち。その姿を今の世の中に問うてみたい」と意欲を燃やす作品。この足立紳監督の最新作で、オーディションで抜擢され、映画初主演を務めるのが、Boys be / 関西ジャニーズJr.で活躍中の池川侑希弥。子供同士の争いや家族の事情に翻弄されながら育つ、主人公・瞬の揺れる心情を、繊細に演じ切りました。映画初主演とは思えない堂々とした存在感と瑞々しい演技は、観る者を惹きつけます。
そして、同級生たちには『
CUBE 一度入ったら、最後 』(2021)の
田代輝 、『
二月の勝者-絶対合格の教室- 』(NTV / 2021)の白石葵一ほか、松藤史恩、蒼井旬、坂元愛登、岩田奏ら、オーディションで選ばれた少年たちが揃い、昭和の地方都市に住む、それぞれ複雑な家庭環境で必死に生きる個性豊かな子供たちを熱演します。
その他、豪華キャスト陣にも注目。瞬の母親・佳子を
臼田あさ美 、父親・作朗を
浜野謙太 、妹・ワコを
新津ちせ 、その他にも、瞬の親友・隆造の父親・真樹夫を
永瀬正敏 、母親・美奈を
河井青葉 が演じます。
この度公開された本予告の前半では、「トンネルを走り抜けると願いが叶うって、本当かな」という地獄トンネルのジンクスを確かめるために、トンネルの前に立ちはだかる主人公・高崎瞬(池川侑希弥)、体格の良い瞬の親友・隆造(田代輝)、宗教2世のいじめられっ子のトカゲ(白石葵一)、メガネをかけて目指せ東大一直線の正太郎(松藤史恩)の仲良し4人組。そこへ、映画監督を夢みる西野(岩田奏)と出会い、楽しく映画を作り始め楽しい日々が一生続くかと思っていた矢先に、ツッパリ中学生の舎弟・明(蒼井旬)が西野をいじめていることが発覚。「か、監督が!」と焦るトカゲの姿を前に瞬は「俺たちに何ができる」と卑怯で弱虫な部分が顔を出し、仲間たちに不穏な空気が流れ始める中、隆造は犯罪歴があるヤクザ父親(永瀬正敏)との流血騒動が起こり…人生は優しくはなく一筋縄ではいかないことを痛感し始めた少年たちの青春映画であることが描かれています。
後半は、
インナージャーニー が歌う主題歌「少年」が少年たちの背中を押すようにアップ・テンポな曲に合わせて、瞬と隆造の熱い友情や、転校生の武道派きどりの小林(坂元愛登)と明の師匠ツッパリ中学生を前にも怯むことのない2人の姿、別れを惜しむシーン、さらに瞬や隆造の「僕にも勇気をください」、「俺、普通の子になりたいんだよ。お前みたいに普通がいいんだよ」、「俺はお前らの本当の仲間になりたい、信じてもらえる奴になりたい」など少年たちの胸の内の叫びも飛び交い、怒涛の展開を予感させる60秒です。瞬は大切な仲間のために死に物狂いになりながらどのように成長し、どのような物語の結末が待っているのか、昭和の少年たちの葛藤や奮闘に公開が待ち遠しくなる映像となっています。
さらに、本予告の中から印象的なシーンを集めた新規場面カットも公開。また、特典ステッカー付ムビチケカードも絶賛発売中です。
『
ションベン・ライダー 』(1983・日)、『
スタンド・バイ・ミー 』(1986・米)、『
少年時代 』(1990・日)など、少年期を描いた青春映画の系譜に連なる、新たなマスターピースが誕生する瞬間をお見逃しなく。
VIDEO
©2022「雑魚どもよ、大志を抱け!」製作委員会