2023年5月4日(木・祝)から5月6日(土)までの3日間、東京国際フォーラムを中心に開催される世界最大級のクラシック音楽祭〈ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2023〉のプログラム・出演者の一部が発表されました。コロナ禍の影響を受け、〈ラ・フォル・ジュルネ TOKYO〉が開催されるのはじつに4年ぶり。テーマは「
Beethoven ― ベートーヴェン」です。
今回発表されたプログラムは、
オリヴィエ・シャルリエによるヴァイオリン協奏曲、
辻彩奈、伊東裕、
レミ・ジュニエら若手実力派ソリストによる三重協奏曲、2022年のロン=ティボーで優勝した
亀井聖矢(p)による協奏曲第3番、日本を代表するヴァイオリニストの
前橋汀子によるヴァイオリン・ソナタ第5番と第7番、
神尾真由子、
横坂源、
萩原麻未ら同世代豪華トリオによるピアノ三重奏曲「大公」、ラテン音楽とのフュージョンで
ヨアキム・ホースレイ(p)のカルテットが交響曲第7番を披露する「ハバナのベートーヴェン」、
エマニュエル・パユや
エリック・ル・サージュが絶賛するサックス四重奏のエリプソス・カルテットによる木管六重奏曲とピアノ・ソナタ第8番(サックス・アンサンブル版)、
福間洸太朗が編曲した6人で弾く「トルコ行進曲」の初演、
渋さ知らズオーケストラによるベートーヴェンへのオマージュ、シエナ・ウインド・オーケストラはデ・メイ作曲の「エクストリーム・ベートーヴェン〜ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの主題による変容〜」ほか新作初演や聴衆参加曲も披露します。そして、ファイナル・コンサートは第九。
天羽明惠(ソプラノ)、
アブデル・ラーマン・エル=バシャ(p)らを迎え、気鋭の指揮者リオ・クオクマンが神奈川フィルハーモニー管弦楽団とともに歓喜の歌を会場に響き渡らせます。
すべての公演プログラムは2023年2月中旬に発表予定。チケットは2023年2月22日(水)に先行発売、3月25日(土)に一般発売されます。