Monthly Winter Release“冬の大三角形“と題し、新たな3楽曲を11月、12月、1月の冬のシーズンにマンスリーで配信リリースしている
神はサイコロを振らないが、その第3弾となる楽曲「夜間飛行」を1月11日(水)配信開始。同曲は、カップ麺「カップスター」の新プロジェクト「NEXT GENERATION NEXT CREATION」のリード・コラボレーション・ソングに決定。あわせて、神はサイコロを振らないと
川床明日香が出演するミュージック・ビデオを公開しています。
11月25日にマンスリー・リリースの第1弾となる楽曲「キラキラ」をリリース、出演した東名阪の冬フェスでも披露し、場内を盛り上げました。第2弾楽曲として、“SNSで最も使われる歌声”と話題のシンガー・ソングライター“
asmi”を迎えたコラボレーション楽曲「朝靄に溶ける」を12月16日にリリース。柳田とasmiによる弾き語り動画や、Z世代から絶大な支持を集めたasmiのヒット・ナンバー「PAKU」をasmiと神はサイコロを振らないメンバーで楽しげに踊る映像も、各TikTokオフィシャル・アカウントなどからアップされています。
そして、「夜間飛行」のミュージック・ビデオは、
箭内道彦率いる東京藝術大学 美術学部デザイン科 第2研究室Design Alternative(箭内道彦教授)所属の学生監督が、4バンドとコラボレーションし、4楽曲のMVを制作し音楽と映像を自らの手で創り上げる、若く瑞々しい才能たちの繋がりと刺激によるクリエイションプロジェクトの第1弾。本映像は、東京藝術大学美術学部デザイン科4年の山城浩平が監督を務めており、神サイのメンバーが楽曲を制作し、ライヴリハーサルを行う様子と、新進気鋭の女優・川床明日香が悩みながらも、真摯に芝居に向き合うシーンが交錯する構成になっています。「カップスター」はそのシーンに寄り添うアイテムとして描かれ、合間には、柳田周作の幼少期に撮影されたホームビデオ映像や川床明日香の幼少期の写真も織り交ぜられ、過去と現在が重なりあって、これまでの軌跡を感じられるエモーショナルな映像に仕上がっています。「夜間飛行」という楽曲が持つ静かな熱量と、夢を追う彼らを瑞々しく捉えた映像が溶け合う最高の3分間です。
さらに、「夜間飛行」のデジタル・リリースを記念して、オリジナル・デジタル待受が特典となっているデジタル・キャンペーンも1月11日正午よりスタート。詳細はキャンペーン・サイトをご確認ください。
[コメント]AM4:00、東京。
遠くに見えるのは渋谷スクランブルスクエア。あの街に、この地に憧れて田舎町から出てきた。
そういえば地元宮崎から福岡に出てきた日も、大学の寮を抜け出して親友の家に転がり込んではベランダからの景色を眺めて同じような事を考えていた、なんて思い出す。
煙草の煙は白む。まるで靄がかかった頭の中みたいに。
アイディアが、メロディーが降ってくる瞬間をぼうと待ち望む。
きっと同じように目を擦りながら目の前の壁と向き合っている人間がいる。家族の為、子どもの為、恋人の為、食っていく為、生きる為、自分自身の為。
それぞれの人生が交錯する東京の夜空は無限に煌めく星空のようで、いつか生まれるこのメロディーが、自分の選んだ道が、産み落とした魂の粒があの星みたいに光ってくれたら。
ベランダを後にして再び作業イスに腰掛ける。
頭の中で渦巻く音と言の葉を、稚拙ながらも必死に書き上げました。
「夜間飛行」、史上最高傑作です。――柳田周作