ウーター・ヘメル、
ジョヴァンカ等、数々のアーティストをプロデュースし、自身の音楽性も
バート・バカラック、
スティーリー・ダン、
ギルバート・オサリバン等の良質なポップスの系譜を継ぐ、21世紀を代表するポップ・マエストロ、
ベニー・シングス(Benny Sings)。様々なアーティスト達とコラボレーション作品を発表し、いまや世界を代表するポップ・マエストロとなったベニーが、3月24日(金)に新作スタジオ・アルバム『Young Hearts』(読み: ヤング・ハーツ)をリリースすることを発表しています。また、すでに発表している2曲のシングル「The Only One」、「The World」に続き、アルバムのタイトル曲「Young Hearts」を1月11日(水)より配信開始しました。
アルバム・タイトル曲「Young Hearts」は、これまで発表された2曲と同様に、新進気鋭のビート・メイカーとして注目されるKenny Beatsとの共同プロデュース、同郷の盟友Adam Bar Peregに加えてPaul Castelluzzoとのコライト作品となっています。シンプルなビートにベニーの浮遊感のあるヴォーカル、USカリフォルニア州出身で現在注目されている女性シンガー・ソングライター / プロデューサーのレミ・ウルフがコーラスで参加しています。
2019年、ヒップホップを中心としたUSの名門レーベル「Stones Throw」と契約し、2021年に現時点での最新スタジオ・アルバム『
Music』を発表。
トム・ミッシュをはじめ、
マック・デマルコ、
タキシード、そして
レックス・オレンジ・カウンティのプロデュースなどを経て、
アンダーソン・パーク、
ジョン・メイヤー、
フランク・オーシャンらもフェイヴァリットにあげる、世界から注目されるプロデューサー / シンガー・ソングライターとなったベニー。先日公開された、Kenny Beatsとの何気ない会話のティザー映像の中では、「Benny Sings 2023 Stay Tuned」とクレジットされており、今年発表されるであろう新作アルバムへの期待が膨らみます。
[コメント]今回の新曲「Young Hearts」は今後予定しているアルハムの中で一番好きな曲の一つなんだ。アムステルダムのキーボード奏者アダム・バー・ペレグと一緒にたくさん書いていて、その中に素晴らしい曲が何曲かあったんだけど、もう少しコードが複雑なものが欲しかったんだ。
複雑なコードにシンプルなメロディを探すのは、いつダって素敵なことだよね。
だからこの曲ではそうすることにしたんだ。この曲は4つか5つのヴァージョンがあって、どれもコーラスとヴァースが全く違うものだったんだ。ケニー・ビーツがプロデュースを始めて、レミ・ウルフをコーラスに加えたんだけど、アップデートされたヴァージョンが届いたときの嬉しさは本当に素晴らしかった。
この曲は、僕が三人称で歌っている数少ない曲のひとつで、それがとても気に入っているんだ。――ベニー・シングス