2022年11月に開催された、世界80ヵ国以上の映画配給会社が一堂に会する世界有数の映画見本市「American Film Market 2022」(通称: AFM)にて、超ティザー・ヴィジュアルが公開されると、その不気味なデザインに公開直後から世界各国のバイヤーの話題をさらった映画『禁じられた遊び』。この度、本作が、
橋本環奈 と
重岡大毅 (
ジャニーズWEST )のダブル主演にて9月8日(金)に公開することが決定。あわせて、本作の最新ティザー・ポスター・ヴィジュアルと本編映像初公開となる超特報映像も公開されました。
原作は、清水カルマのデビュー作でありながらも、新人離れした恐怖の表現で第4回「本のサナギ賞」で大賞を受賞した人気ホラー小説『禁じられた遊び』(ディスカヴァー文庫刊[2019])。本作の監督を務めるのは、『
リング 』(1998)、『
スマホを落としただけなのに 』(2018)、『
事故物件 怖い間取り 』(2020)など、ホラー / サスペンスなどのあらゆる怖さを追求し、世に送り出してきた
中田秀夫 監督。『
64 ロクヨン 前後編 』(2016)、『
かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 』(2019)、『ラーゲリより愛を込めて』(2022)など多岐に渡るジャンルのヒット作、話題作を生んできた企画プロデュースを務める
平野隆 は、今回初のホラー映画プロデュースとなり、『スマホを落としただけなのに』(2019)シリーズ以来、中田監督とは2年ぶりのタッグ。新人作家の純度の高い注目ホラー小説の映像化に挑みました。
ダブル主演を務めるのは、ホラー映画『カラダ探し』の大ヒットも記憶に新しい橋本環奈と、今回が初のホラー作品の出演となる重岡大毅(ジャニーズWEST)。2人は本作が初共演。橋本は映像ディレクターの倉沢比呂子を演じ、重岡は比呂子の元同僚・伊原直人を演じています。また、本作で2人は中田組初参加となります。
さらに、公開されたティザー・ヴィジュアルには、「エロイムエッサイム――。」の呪文と、正体不明の不気味な女性の眼窩に収まるどこか慄然とした表情の橋本と重岡の2人の姿が。不気味な女性が2人を狙い、迫ってくるような衝撃的なヴィジュアルとなっています。
そして、超特報映像は、映像クリエイターの倉沢比呂子(橋本)がかなりボーイッシュな装いでカメラを回すシーンから始まります。比呂子は、伊原直人(重岡)の家で、庭の盛り土に向かい「エロイムエッサイム。エロイムエッサイム」と何か呪文を繰り返し唱え続ける直人の息子・春翔の姿を目撃します。その呪文は、「トカゲのしっぽからトカゲが生えてくるか?」という春翔の純粋な疑問に、直人が冗談で教えたはずのものでしたが、土は蠢き、なぜかトカゲが蘇ります……。そして、“死者を蘇らせる”“禁断のあそび”の不穏なテキストとともに、得体の知れない女性の姿や土からと伸びる不気味な白い手も映し出され、絶叫し戦慄する比呂子と直人の様子が。この庭には、何かがいる……子供の純粋な願いが、最凶の禁忌を解き放ち、2人に襲いかかります。果たして、2人はこの迫りくる恐怖から逃れられるのか?一体この不気味な姿の女性は誰なのか、ますます謎が深まるばかりの不気味なヴィジュアルと戦慄の超特報映像が公開となり、今後の展開にも期待が高まります。
なお、この度の情報解禁に際し、キャスト・監督・原作者よりコメントが到着しました。
[コメント] 今まで芯の強い女の子という役柄は演じたことがありましたが、今回演じた比呂子は すごくサバサバした切り替えの早い性格でしかもお仕事ができる大人の女性という役で初めての試みだったので台本を読んだ時から演じるのを楽しみに思っていました。 服装もすごく新鮮で、今までの役とは少しイメージが異なり基本パンツスタイルでジャケットを着て腕まくりをして、ブーツを履いていてといういでたちは演じていて私自身すごく新鮮でした。 ――橋本環奈・倉沢比呂子役 ホラー映画の出演は初めてなので、「これはどうやって撮るんだろう」と台本を読んで考えたりしましたが、想像を遥かに超えてくると思います。 そしてホラーの撮影は、カメラが回り出す時点で気持ちを作っていないといけないので、酸欠になりそうだと感じたこともあるほど。 本当にパワーが必要なんだなと思いました。映画自体とても久しぶりで、また機会があればと思っていたので、それが叶うことになり嬉しかったです。 もうすぐ30歳なのですが、20代最後にこの作品を撮れてよかったです。(昨年夏撮影時点) ――重岡大毅(ジャニーズ WEST)・伊原直人役 (W主演のお二人に関して) 橋本さんは、役の本質を掴む芝居勘の鋭さと持ち前の明朗さで、 現場の雰囲気を明るくかつプロフェッショナルに保ってくださいました。 おかげで、スタッフ・キャスト一同気持ち良く撮影を進められました。 重岡さんは、息子役の子との長時間に渡るリハーサルをたいへん真摯に行なってくださり、おかげで彼の家の場面からのクランクインも大変スムーズでした。 私が「ホラーは後でいっぱい音がつくから」と「大きな表現」を求めたのにも十全に応えてくださり、大満足でした。 ――中田秀夫監督 まず、映画化に関わってくださっている皆さんにお礼申し上げます。 自分が書いた小説が映画になるというのは、ずっと夢見ていたことでした。 もともと高校、大学時代には自主映画を制作したりして、ほんの少しは映画監督を夢見たことがありました。 ただ、大勢で作品を作ることの大変さを味わい(といっても10人程度でしたが)、自分ひとりでやれる小説を志すようになりました。 それでもずっと映画に対する憧れがあったので、『禁じられた遊び』の映画化が正式に決まったときは、自分自身が中田組の一員になれたようなうれしさがありました。 実際に撮影現場も見学させていただきましたが、中田秀夫監督はじめ、スタッフやキャストの方たちとお目にかかったときは、現実感がなくてふわふわした気分でした。 今は中田秀夫監督が私の小説をどういうふうに料理してくださったのか、その本編を観るのが楽しみでたまりません。 ――原作者: 清水カルマ VIDEO
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