イングランド 2005/11/16掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
パンク全盛の1977年という時代にもかかわらず、いかにも英国的なシンフォニック・ロックを聴かせた
イングランドの“2作目”が再発されます。
彼らのデビュー作
『ガーデン・シェッド』(写真)は、その完成度の高さとバンド唯一の作品であることや、CD化が遅れたことなどから伝説の作品とされているのはプログレッシヴ・ロック・ファンならご存知の通り。今回再発される“2作目”とは、2ndアルバム用にレコーディングされたものの、お蔵入りとなっていた楽曲で構成された『ザ・ラスト・オヴ・ザ・ジュビリーズ』のこと。この作品、95年に一度リリースされたましたがすぐに廃盤となり、現在では入手困難な状況でした。今回の再発に当たり、なんとメンバー自身が丁寧なリマスター作業を行なったとのことで、オリジナル・リリース時に指摘されていた音のバランスの悪さが改善されているかもしれません。
音質はともかく、楽曲の出来は“『ガーデン・シェッド』を気に入ったなら聴くべし”とされていた今作、今年6月発売の紙ジャケで彼らを知った方も、マニアの方も入手して損はないことでしょう。日本でのリリースはマーキー/ベル・アンティークより、
帯・ライナー付仕様盤(MAR-051101 税込\3,000)で12月20日を予定しています。