昨年、デビュー50周年を迎えた
松任谷由実が、冬恒例のリゾートコンサート〈SURF&SNOW in Naeba Vol.43〉を2月6日(月)から2月20日(日)までの期間、新潟・苗場プリンスホテル ブリザーディウムにて、全8公演を今年も開催します。
50周年イヤーの中、開催される今年のテーマは「All about SURF&SNOW」。冬の苗場のみならず、過去開催していた夏の神奈川・葉山マリーナ、逗子マリーナでのリゾートコンサートで披露していた楽曲を元に選曲されたリゾートライヴのベスト版となります。
また、昨年10月にリリースされた『
ユーミン万歳!〜松任谷由実50周年記念ベストアルバム』の出荷が50万枚を突破。今年5月からは、50周年を記念した全国アリーナ・ツアー〈50th Anniversary 松任谷由実コンサートツアー The Journey〉を行います。今ツアーは12月まで、自身のキャリア最大となる52公演50万人の動員を予定しています。
[ライヴ・レポート] オープニングは、1回目の葉山と、これまでの苗場のオープニング曲を繋いだスペシャルメドレーからスタート。「海を見ていた午後」、「恋人がサンタクロース」、「青春のリグレット」、「DESTINY」などの代表曲を含む、ユーミンのメドレー史上最多曲数となる40曲を約45分間ノンストップで披露。恒例のリクエストコーナーを挟み、後半もこれまでの名場面を創ってきた選曲で、アンコール含め全16曲、約2時間半のステージを行った。
夏のリゾートコンサートで語り継がれる「真珠のピアス」、冬の苗場で必ず聴きたい「BLIZZARD」等に加え、1992年にリリースされた、カールスモーキー石井とのデュエット曲「愛のWAVE」、そして昨年の『第73回NHK紅白歌合戦』でもAIの荒井由実とのデュエットが話題となった最新曲「Call me back」もライブで初披露となった。
衣装は前半では、レース仕様のジャンプスーツにシアーなマテリアルを組み合わせたテールコートを纏い、ユーミンならではのエッジが効きつつもエレガントなスタイルで登場。後半では、ユニオンジャックをモチーフにしたガーリーなスタイルで登場。これは2003年の苗場のステージで着用した衣装で、以降の公演では、この他にも過去の苗場の衣装が登場する予定となっている。
ステージにはこれまでのリゾートライブのシーンが映し出され、まさに「All about SURF&SNOW」、そのテーマを視覚化した50周年を記念すべき華やかなステージが繰り広げられた。写真: 上飯坂一(Hajime Kamiiisaka)