作品の舞台となる宮城県にて3月3日（金）先行公開、3月10日（金）より全国公開が決定している桜庭ななみ他が出演する映画『有り、触れた、未来』の予告編が公開されています。

　本作の監督・脚本は『グッモーエビアン！』『九月の恋と出会うまで』等で知られる山本透。「コロナ禍の閉塞的な社会で、自殺者や不登校児童が増えるなか、命の大切さを伝える力強い作品を作りたい」と、本作の為に集まった総勢22人の若手俳優からなるプロデューサーチーム“UNCHAIN10＋1（アンチェインイレブン・アシスタント）”と共に企画から資金集め、制作まで、自主映画としてゼロからスタートしました。

　3月の上映に先駆けて公開となった予告編の冒頭では、「生きる力を、届ける！」というメッセージとともに、事故で恋人を失った元バンドマンの女性、災害で傷を失った少女と家族、将来に不安を抱える若い舞台俳優たちの姿が現れます。そして、“有り、触れた、未来”というタイトルの登場をきっかけに、懸命に生きようとする人々が出会い、命と向き合ってゆく複数のドラマが、次々と映し出されていきます。

　さらに、北海道を拠点に全国で活動するロックンロール・バンド“THE武田組”による主題歌「こどもの日」が、この魂を揺さぶる感動のドラマを盛り上げます。また、ラストには「魂を込めて1000人を超える俳優・演奏者・協賛・支援者の力を束ねました」という山本監督のメッセージも登場します。

　また、予告編のにあわせて、サントラCDの発売も決定。蒼き風の民による和太鼓合奏、劇中のバンド“Piece”歌唱による劇中歌「soul」、劇伴（演劇）曲「地球の姿」などを完全収録しています。

［コメント］
魂を込めて1000人を超える俳優・演奏者・協賛・支援者の力を束ねました。そこには愛があります。命があります。生きていくことの苦しみと、大きな喜びがあります。人々の営みが交錯し、支え合い、やがて大きな風がおきます。スクリーンから吹く風が、皆さんの心を揺らし、いつか、有り触れた未来が訪れると信じています。
――山本透（監督 / 脚本）




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