映画『ノートルダム 炎の大聖堂』が、4月7日(金)より全国でロードショー。この度、キー・ヴィジュアルと予告編が公開されています。
本作は、『
愛人/ラマン』『
セブン・イヤーズ・イン・チベット』などの映画界の巨匠、
ジャン=ジャック・アノー監督の元にフランス最高峰の技術者が集い、IMAX®️カメラで撮影。実際に大規模なセットを炎上させての撮影とVFX(第48回セザール賞視覚効果部門ノミネート)の融合により、圧倒的なリアリティと臨場感を98%再現し、驚愕の迫真性と映像美を見せる作品です。
フランス・パリの街に794年前に建造され、ゴシック建築の最高峰として名高い、世界遺産・ノートルダム大聖堂。“ノートル(我々の)・ダム(聖母)”という名が示す通り、その存在は宗教や国境さえ超えて、人々に愛され、人々を見守ってきました。その大聖堂が、炎に包まれ、崩れ落ちようとしています。大聖堂崩落の危機が迫る中、それでも消防士たちは大聖堂も、聖遺物も、自分たちの命も、どれも諦めません。決死の突入を試みる勇敢な消防士たちの姿……幾つもの不運が重なった中で「死者ゼロ」の奇跡を生み出した、嘘のような衝撃の真実が今、明らかになります。
膨大な資料調査とインタビューを行い、SNSで呼びかけて集めた当時の動画や写真を使用することで、実際の火災の様子やマクロン大統領の姿が随所に織り込まれています。それによって、映像の緊張感と信憑性は格段に高まり、我々は当時の張り詰めた現場に立ち会っているかのようです。
しかし監督が「映画の目的は、大聖堂で大火災が発生した原因を追究することではなく、どのように大聖堂が救出されたのかを描くことにある」と語るとおり、その立役者は、驚異的な勇敢さと偉業にもかかわらず無名のままでいることを望んだ、消防士たちです。このヒーローたちのドラマと現実とは思えないスリリングなストーリーは、最高の映像技術が融合し、本作を白熱のエンターテイメントへと昇華しました。
公開された予告編映像では、火災発生時の日時が克明に描き出されており、誤情報や消防士が渋滞にはまって消火に間に合わないなど、まるでフィクションのような不運に見舞われながら、猛火の中を消防士たちが鎮火しようとする命懸けの姿が描かれています。さらにキー・ヴィジュアルは、世界遺産・ノートルダム大聖堂が燃え盛る前に立ちすくむ消防士……なくなってはならないものが今、目の前で崩れ去ろうとしています――。Dolby Atmosの技術を用い、まるで自分も消防隊の一員になったかのような没入感をさらに強めるべく、IMAX®️での公開も決定。忘れてはならない、いや、忘れることのできない喪失、そして復興へ……世界で大きな災害が起こっている「今」、歴史が変わる瞬間をしっかりと目に焼き付けてください。
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