ラジオ局J-WAVE（81.3FM）で2003年より放送してきた、世界的音楽家・坂本龍一がナビゲーターを務める番組『RADIO SAKAMOTO』が、3月5日（日）24:00〜26:00の放送で最終回を迎えます。病気療養中の坂本龍一に代わり大貫妙子が番組を進行し、番組の最後を締めくくります。

　隔月で放送してきた『RADIO SAKAMOTO』では、坂本龍一が最新の活動について紹介するほか、その時々考えること、出会った人などについて語ってきました。その内容は、多岐にわたる活動の貴重なアーカイブにもなっています。2021年3月からは、病気療養中の坂本龍一に代わり、坂本に所縁の深いアーティストたちが番組をナビゲートしています。

　3月5日の最終回では坂本龍一がテキスト・コメントで出演し、イエロー・マジック・オーケストラでともに活動した、高橋幸宏の楽曲5選を紹介します。さらに、蓮沼執太、U-Zhaan、長嶋りかこ、コトリンゴが、オーディションの優秀作品を発表します。

　番組プロデューサー・松尾健司は「20年間続けてきたRADIO SAKAMOTOは一旦、終了しますが、教授が復活した際には、再開したいと考えています。またJ-WAVEとして様々な坂本龍一企画を考えていきたい」とコメントしています。

　20年にわたり放送してきた『RADIO SAKAMOTO』最終回をお聴き逃しなく。