ナーニア(NARNIA)が、9枚目のニュー・アルバム『ゴースト・タウン』を5月26日(金)にリリース。
1996年に結成され、活動歴27年を迎えたメロディック・メタル・マスター、ナーニア。メタルの未来を示したスウェーデンのバンドはこの新作でエキサイティングな新たな一歩を踏み出しました。
4年振り通算9枚目となるスタジオ・アルバム『ゴースト・タウン』は、単にネオクラシック・メタルやパワー・メタル、メロディック・メタルというジャンルにカテゴライズされないさらにその上へといく作風です。
プログレッシヴ、モダンでヘヴィな風合いやそれとは異なる要素も投入しながら、クラシックでメロディック・メタルの方向性もうまくバランスを取りながら全体を構築。オリジナル・メンバーのギタリスト、プロデューサーのCJ・グリムマークはサウンドの鍵を握る人物であり、シンガーのクリスチャン・リレグレン、ベーシストのジョナタン“ジョノ”サミュエルソンと共にバンドの源となる練られた歌詞とメロディを通じて優れた楽曲を生み出しています。
長年のファンにもアピールするネオクラシカルなオープニング「Rebel」やリスナーが喜ぶ「Hold On」、「Wake Up Call」、「Alive」のようなストレートな曲。またプログレ的な「Descension」は全体を結び付ける明確な共通項を見出すことができます。「Out Of The Silence」はバリトン・オペラで朗読するSaviour Machineのフロントマン、エリック・クレイトンをフィーチュア。「Glory Daze」は、おそらくアルバムの中で最もヘヴィな曲であり、クリスチャン自身が「燃え尽き症候群」で経験したことを歌っています。
アルバム全体でさまざまなトピックを取り上げており、音楽的にも精神的にもロック・ファンが共感できる要素が収録されたニュー・アルバムに仕上がりました。
[コメント]ソリッドなロックとポジティヴなメッセージを組み合わせたアルバムだよ。考えさせられる歌詞と幅広い音楽性、堅実なプロダクションが合致し、NARNIAらしいトレードマークと進化も見せるアルバムになったと思う。――クリスチャン・リレグレン