2000年代中盤に“
残像カフェ ”のフロントマン / コンポーザーとして活躍した大森元気の新プロジェクト“
残像のブーケ ”による1stアルバム『
残像のブーケ 』の全国リリースが4月12日(水)に控えるなか、“残像カフェ”のサブスク解禁第1弾としてデビュー時期の音源を集めた『初期作品集』が4月6日(木)にリリース。2つのリリースを記念して、4月16日(日)東京・祖師ヶ谷大蔵 カフェ ムリウイにて、リリース・パーティーが開催されることも発表されています。
今回配信開始となるのは、残像カフェが2002年に1stミニ・アルバム『
素敵日和 』でデビューする前に制作され、公式盤リリースまでのわずか数ヵ月間、ライヴ会場でしか入手できなかった自主制作音源6曲に加え、同時期に販促や来場特典として配布された4曲を追加したもの。のちに新録され公式盤に収録された曲も多く、その違いを比較して楽しむこともできます。
若さゆえの躍動感と青臭さ、あふれんばかりのみずみずしさ。バンド黎明期の息遣いが真空パックされており、メンバーによる当時のミックスのため、音質面では粗さもあるものの、アダチヨウスケのリマスタリングによりブラッシュアップされています。(※一部当時のミックスに起因するノイズが含まれておりますがご了承ください。)
また、カフェ ムリウイでのリリース・パーティーでは、残像のブーケは、弾き語り&アコースティックバンド編成で出演。バンドメンバーは、Noriyuki Sugata(ds or perc)、木下正樹(b)、中嶋佑樹(g,cho)、みんみん(key,cho)、平松稜大(g,cho)、うちだあやこ(cho)です。ほか、SPIRO(quiet version / 中嶋佑樹 + 武井由佳)、平松稜大(vo,g)、
ソフテロ (vo,g)が出演。詳細は、残像のブーケのオフィシャル・サイトをご確認ください。
[コメント] 21〜22年も前の、しかも公式リリースされていない自主制作音源のため演奏も音質も気恥ずかしい部分もありますが、聴いているとあまりのみずみずしさに、忘れてたものを思い出したような気持ちになりました。残像カフェを当時聴いてくれていた人も、今回初めて聴く人にも、そんなふうに心がぎゅっとなるような何かを感じてもらえたらと思います。特に「センチメンタルの頃」や「素敵日和」はさわやかでおすすめです。ロック色強めがお好みの方は後半に収録のライブテイクもおすすめです。 ――大森元気 VIDEO