BABYMETALとの共演でも話題のスウェーデンのパワーメタル・バンド 、
サバトン(SABATON)のニューEP『Stories from the Western Front』が、4月14日(金)にリリースされます。
2018年に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催されたBABYMETAL主催のフェス型イベント〈BABYMETAL WORLD TOUR 2018 in JAPAN EXTRA SHOW “DARK NIGHT CARNIVAL”〉に海外ゲストアクトとして出演したサバトン。そのパワフルなライヴパフォーマンスで日本でも注目を集めています。
ヴォーカルのヨアキム・ブローデンは、2019年にリリースされたBABYMETALの3rdアルバム『
METAL GALAXY』収録の「Oh! MAJINAI (feat. Joakim Broden)」にゲストヴォーカルとして参加し、そのパワフルなヴォーカルがBABYMETALのユニークなサウンドと見事にかみ合い、楽曲にさらなる奥行きを与え話題となりました。また2023年4月から開催されるサバトンのイギリス&ヨーロッパ・ツアー〈SABATON “THE TOUR TO END ALL TOURS 2023”〉では、BABYMETALがスペシャルゲストとして参加することが決定しています。
そんなサバトンがリリースする本作『Stories from the Western Front』は、第一次世界大戦の歴史と物語について語った“Echoes Of The Great War”シリーズ(全三部作)の最後を飾るEPで、西部戦線をテーマにした作品。第一次世界大戦の主戦場の一つで、スイス国境から北海に至るまで、フランスとベルギーを横断する400マイル以上の長さがあったこの戦線では、実際の数字は確認できませんが、少なくとも400万人の兵士が命を落としたと言われています。『Stories From The Western Front』は、塹壕と絶え間ない砲撃が人々を狂気へと駆り立てた西部戦線で戦い、倒れた人々の物語です。戦争の歴史と物語から目を背けることなく、後世に語り継いでいくことを使命に活動するサバトンが、パワーメタルをツールに発信するメッセージに耳を傾けてほしいところです。
今回の最終EPのリリースを記念して、イギリスのバーミンガムにある博物館「ブラックカントリー・リビングミュージアム」で撮影された「1916」のミュージック・ビデオの公開を予定しています。イギリスの伝説的ロックンロール・バンド、
モーターヘッドのカヴァー曲であるこのミュージック・ビデオには、サバトンの作品に登場する歴史上の人物や、バーミンガムのヘッドバンギング軍団、さらにはモーターヘッドの現役メンバーである
ミッキー・ディーと
フィル・キャンベルのカメオ出演が盛り込まれています。YouTubeでのプレミア公開は、日本時間の2023年4月14日(金)午後10時にサバトンのYouTubeチャンネルで行われる予定。『Stories from the Western Front』のリリースと合わせて楽しみにしてください。