京都の3ピース・バンド、
空間現代が、「HEADZ」による京都拠点のレーベル「Leftbrain」より新作アルバム『Tracks』を4月26日(水)にデジタル配信、5月31日(水)にCDでリリース。発売に先駆けて、同アルバム3曲目に収録されている「Beacons」が、4月13日(木)よりBandcamp、サブスク各種にて先行配信されています。
2019年にアルバム『Palm』をサン[
Sunn O)))]の
スティーヴン・オマリー主宰レーベル「Ideologic Organ」からリリース、
坂本龍一と共作した2018年作の12インチ・レコード『ZURERU』や坂本の2017年発表のアルバム『
async』のリミックス作『
ASYNC - REMODELS』への参加、また坂本がキュレーターを務め、英ロンドンで開催されたイベント・シリーズ〈MODE 2018〉にも参加したほか、2022年には詩人・
吉増剛造との朗読ライヴを記録したドキュメンタリー映画『背 se』が公開されるなど、先鋭的なアーティスト達とのジャンルを超えた作品制作、ライヴを数多く実施している空間現代。
2021年には自主レーベル「soto」より5曲入りの『Tentei』(12インチ・レコード)、2022年には
サム・ゲンデルや
リトル・ウィングス他のリリースでも知られる米インディアナ州ブルーミントンとメキシコを拠点とする新興カセット・レーベル「ULYSSA」より6曲入りカセット・テープ『After』を発表していますが、オリジナル・フル・アルバムとしては『Palm』以来4年振り、HEADZからは2012年の『
空間現代2』以来となるオリジナル・アルバムのリリースとなります。
本作は、エンジニアにDUB SQUAD / ROVOの益子樹を向かえ、空間現代の拠点である京都「外」にて録音が行なわれました。CDにはHEADZ代表の佐々木敦と角田俊也によるライナーノーツが、日本語と英語で収録されています。
なお、6月20日(火)に東京・渋谷WWWにてレコ発公演〈空間現代『Tracks』release live〉が開催されます。詳細は、渋谷WWWのHPをご確認ください。