7人組のガールズユニットWEEM、同じく7人組の男性ダンス&ボーカルチームDBS“D-BOYS SING”がオープニングアクトを務め、フレッシュでエネルギッシュなパフォーマンスを披露。続いて、しょこたんライブではおなじみのバンド〈ギザレンジャー〉による布袋寅泰「スリル」の演奏が始まると、チャンネル登録者数370万人超えを誇る大人気YouTuberにして、お笑い芸人である江頭2:50が登場。お馴染みのポーズを繰り出しながらハンドマイクで熱唱すると、観客はいきなり総立ちとなり、会場のテンションは一気に上昇。パフォーマンス後に大きな拍手を受けた江頭は床に突っ伏し、「おれ、芸人だぜ。こんなすごいところで1人で歌うなんて罰ゲームだよ」と嘆きながらも、「しょこたんと一緒に歌いたい」と、中川を呼び込み、THE BLUE HEARTS「人にやさしく」をデュエット。拳を上げて野音の会場を盛り上げた江頭は「気持ちいい!」と声を上げたあと、「しょこたん結婚するらしいな。俺のこと、好きって言ってたじゃないか!キスくらいさせろー」と中川に抱きついてキスをしそうになったところで「エガちゃんねる」でお馴染みのブリーフ団が登場し、江頭を抑えて強制退場となった。
その後、中川が「デビュー前に私のライブにバックコーラスとして出てもらったことがあります」と話し登場したのは事務所の後輩で、現在は新メンバーを加えた新体制での活動をスタートさせたLittle Glee Monster。「世界はあなたに笑いかけている」「HELLO NEW DAY」で明るい笑顔を届けると、客席からも自然とクラップが湧き上がった。「Jupiter」では半円になって息を合わせ、アカペラも交えた構成で見事なハーモニーで感動を呼ぶと、「ECHO」では一転して力強い歌声で観客にエールを送った。続く最新曲「WONDER LOVER」では歌だけではなく、ダンスやラップでも魅せるなど、グループとしての高いポテンシャルを証明してみせた。そして、新体制初のオリジナル曲「Join Us!」で華やかなファンファーレを鳴らしてみせた後に中川が登場し、中川の“一緒に唄いたい!”の希望で実現した、リトグリがオフィシャルYouTubeにアップした「アカペラ春ソングメドレー」のコラボレーション。miyouによるボイスパーカッションも織り交ぜながら、yama「春を告げる」、Awsome City Club「勿忘」、ヨルシカ「春泥棒」、あいみょん「ハルノヒ」、川嶋あい「旅立ちの日に…」、レミオロメン「3月9日」でその場にいた観客の胸をギュッとさせる、際立ったコーラスワークを発揮。しっかりとメンバーと目を合わせながらアカペラに挑戦した中川は「史上初!人生初!同じ事務所の血が流れているのを感じました」と喜びの声を上げた。
続いてテレビの歌番組での共演を経て、2013年夏に「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」にて行ったワンマン・ライブ〈SUMMER SHOKO FES in OTODAMA〉ではサプライズゲストとして招き、今では家族ぐるみの付き合いをしているという相川七瀬が登場。ヘヴィーでラウドなロックナンバー「LIKE A HARD RAIN」で勢いよく口火を切ると、続く「恋心」で中川も加わり、2人でエモーショナルに熱唱。「LINEでオファーしたら、すぐに『いいよ』っていう返事をくれました。本当に優しくてカッコいい姉さんです」と中川も尊敬の眼差しを向ける。その後も「Sweet Emotion」「BREAK OUT」「夢見る少女じゃいられない」と90年代を代表する大ヒット曲で、幅広い世代を巻き込みシンガロングを起こした。当時と全く変わらないルックスと歌声という強烈な個性を発揮した、圧巻かつ貫禄のステージとなった。