2021年に突如、解散を発表しながらも、今なお世界中に影響を与え続ける
ダフト・パンク(Daft Punk)が、2013年に発表し、第56回グラミー賞主要部門を含むノミネートされた5部門すべてを受賞し話題を呼んだ大ヒット・アルバム『
ランダム・アクセス・メモリーズ』。本作のアニバーサリー・エディション『
ランダム・アクセス・メモリーズ(10th アニバーサリー・エディション)』が5月12日(金)にリリースされるのを記念し、仏パリに拠点を置くSnapchat社のARスタジオが、ダフト・パンクのクリエイティヴ・チームとタッグを組みAR体験シリーズ『ダフト・パンク:メモリーズ・アンロックド』を作成。スマートフォン向けの写真共有アプリ「Snapchat」上だけで楽しむことのできる3つのAR体験が発表されています。
まず、10周年記念アルバムが発売される48時間前の5月10日(水)午前9:00(中央ヨーロッパ標準時)に、2013年発売の日本盤に収録されていた「ホライズン」がSnapchatのARレンズを通して日本以外の国々に初めて発表。Snapchatカメラでオリジナルの『ランダム・アクセス・メモリーズ』のジャケットをスキャンすると、ARレンズのクリスタルヘルメットが新たに現れ、「ホライズン」を聴くことができます。このトラックはなんと、10年前からシルバーとゴールドのヘルメットの中に隠されていたとのこと。さらに、カメラを自分に向ければ、クリスタルヘルメットをかぶりながら曲を聴くことも可能です。
2つ目は、5月11日(木)に世界10都市で宝探しがスタート。GPS座標がダフト・パンクのさまざまなSNSアカウントに投稿されるので、それをヒントに、SnapのAR Studioが作成したSnapchat上だけで楽しめる新たなAR体験を世界中に探しに出かけます。体験方法は、ダフト・パンクのSNSアカウントをフォローし、5月11日の現地時間午前10:00以降にGPS座標が示す一番近い場所に行きます。そこで、カメラを開き、Snapchatジオロケーション(位置情報)が有効になっていることを確認、レンズカルーセルに表示される「ダフト・パンク」レンズを起動するという流れ。この体験が提供されるのは、パリ(フランス)、ニューヨーク(米国)、ロサンゼルス(米国)、ロンドン(英国)、ベルリン(ドイツ)、メキシコシティ(メキシコ)、東京(日本)、シドニー(オーストラリア)、サンパウロ(ブラジル)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)の10都市です。
3つ目は、2023年5月11日から22日まで世界中10ヵ所で大規模なOOH広告キャンペーンが開催。街中でもダフト・パンクの新しい10thアニバーサリー・クリスタルヘルメットを見ることができるようになります。広告のQRコードをスキャンして、そこに組み込まれた「ホライゾン」とARレンズにアクセス。Snapchatカメラを自分の顔に向ければ、特大のクリスタルヘルメットをかぶることも。こちらは世界6ヵ国10都市(パリ、ニューヨーク、ロサンゼルス、メキシコシティ、シドニー、ロンドン、リバプール、ベルリン)での体験となります。
[コメント]「今年初めにダフト・パンクのクリエイティブ&マネジメント・チームと会ったとき、彼らがARに興味を持っていることがすぐにわかりました。ARテクノロジーは、アート作品をより優れた形で体験できるだけでなく、アーティストとオーディエンスの間にこれまでにない形のクリエイティブなコミュニケーションを生み出します。ダフト・パンクのチームと密接に協力しあった結果、今回、絶大な人気を誇るアルバム『ランダム・アクセス・メモリーズ』をベースに作ったAR体験をファンの皆さまに提供することができ、とても嬉しく思っています。――ドナティエン・ボゾン(AR スタジオ・ディレクター)