ニュース

アノーニ、アノーニ・アンド・ザ・ジョンソンズ名義で新作のリリースを発表 リード曲も公開

アノーニ   2023/05/17 16:04掲載
はてなブックマークに追加
アノーニ、アノーニ・アンド・ザ・ジョンソンズ名義で新作のリリースを発表 リード曲も公開
 イギリス生まれ、米ニューヨーク在住のアーティストであるアノーニが、アノーニ・アンド・ザ・ジョンソンズのニュー・アルバム『My Back Was A Bridge For You To Cross』を7月7日(金)にリリースすることを発表。リード・シングル「It Must Change」をMVとともに公開しています。

 2016年の傑作『HOPELESSNESS』以来となる本アルバムは、創作過程に痛みを伴うものでありながら、インスピレーションにあふれ、喜びと親しみを感じさせるもの。自身のレンズを通して、愛する人を失うこと、不平等、疎外感、受け入れること、残酷さ、環境破壊、アブラハムの宗教がもたらす壊滅的な状況、未来的フェミニズム、そして、私たちの考え方、精神性、社会構造、自然との関係を、まだ変えられるかもしれないという意図といった様々なテーマを取り上げ、彼女が見るままの世界を表現しています。

 アノーニは、この6枚目のスタジオ・アルバムについて「マーヴィン・ゲイの『What's Going On』のことをよく考えていた。あれは私の中でとても重要な指標だった。アルバムの中には、50年以上前にポピュラー音楽で初めて提起された地球や環境への懸念に対して、今現在の感覚で答えている曲もある」とコメント。また、イアン・フォーサイスジェーン・ポラードが監督を務めた同曲のビデオには、イギリスの社会正義活動家であるマンロー・バーグドルフが出演しており、アノーニは「マンロー・バーグドルフは、イギリス社会において多大な貢献をしてきた人で、彼女の明晰さと気品には、いつも感動させられる。彼女の品格と倫理的な勇気は、私たちにとって大きな指針となると思う」と話しています。

 2022年、アノーニは、ソウル・ミュージックに対する彼の感受性に注目して、ジミー・ホガース(エイミー・ワインハウスダフィーティナ・ターナー)と仕事を開始。これまでのジョンソンズ名義のアルバムにおいて、作曲とプロデュースを自身で手掛けてきたアノーニにとって、このようなコラボレーションは初となります。ノートいっぱいに書き留めた歌詞のアイデアを持ち込んだアノーニは、ホガースのギターと自身のピアノに合わせて一連のデモ音源を作成。その後、ホガースは、レオ・アブラハムズ、クリス・ヴァタラロ、サム・ディクソン、そしてストリングスアレンジャーのロブ・ムースを含むスタジオ・バンドを結成し、アルバムのレコーディングを行ないました。ホガースの直感的なギターが、アメリカン・ソウル、ブリティッシュ・フォーク、実験音楽の要素に触れながら、10曲にわたってリスナーを先導し、大きな優しさと、メロディ、不協和音が共存する境地へと導いています。

拡大表示



ANOHNI with Nomi Ruiz c. Rebis Music 2023

■2023年7月7日(金)リリース
ANOHNI and the Johnsons
『My Back Was A Bridge For You To Cross』

国内盤CD RT0393CDJP 2,640円(税込)
www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13422

[トラックリスト]
01. It Must Change
02. Go Ahead
03. Sliver of Ice
04. Can’t
05. Scapegoat
06. It’s My Fault
07. Rest
08. There Wasn’t Enough
09. Why Am I Alive Now?
10. You Be Free
11. Her Sovereignty *Bonus Track For Japan
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015