お誕生日プレゼントが“子豚”だった少女に巻き起こる騒動を描いたパペット・アニメーション『愛しのクノール』が、7月7日(金)(一部の劇場で8日[土])より全国公開されることが決定。この度、本作のキー・ヴィジュアル・ポスター、子豚“クノール”のアップで構成されたアナザー・ヴィジュアル・ポスター、日本語吹替え版主要キャストが一挙公開となりました。
『愛しのクノール』は、2022年の第72回ベルリン国際映画祭でワールドプレミア、日本では第1回新潟国際アニメーション映画祭のコンペ部門に上映されたオランダ発パペット・アニメーション。監督は、イギリス系ロック・バンド、
ザ・プロディジーの奇怪なミュージック・クリップ「WILD FRONTIER」を手掛けたことでも知られるマッシャ・ハルバースタッドで、“出会い”と“家族愛”の大切さを再認識してほしいとインタビューで語っています。少女・バブスとクノールが農場で初めて出会うシーンは見せ場の一つとなっており、少女とクノールにいつしか深い絆が生まれるのですが、アブナイおじいちゃんの企みによって、話はとんでもない方向に進んでいきます。
キャッチコピー「誕生日プレゼントが“子豚”だった女の子のおはなし。」のとおり、少女・バブスは仔犬の代わりに子豚をプレゼントされてビックリ仰天な模様を描いたキー・ヴィジュアルが完成。あわせて、天使のように愛くるしい子豚・クノールのアップで構成されたキュートなアナザー・ヴィジュアルのポスターも完成しました。子供だけでなく、大人にも大人気のクノールの魅力が伝わるキュートなデザインとなっています。少女・バブスと子豚・クノールが次第に仲良くなり、お互いがかけがえのない存在になった頃、祖父が子豚をプレゼントした理由には、恐ろしい秘密が隠されていて……物語はとんでもない方向に進んで行きます。
そして、日本語吹替え版キャストには、声優初挑戦となるガールズ・バンド、
SILENT SIRENのメンバー3名(すぅ、ゆかるん、あいにゃん)が主人公の少女とその母親、肉屋のお客さんを熱演。ちょっと危ないおじいちゃん役に
泉谷しげる、気弱な父親には
ユージといった個性的なメンバーが名を連ねています。また、友人役に新人の知念明希保、その他、
杉田智和や森本73子といった実力派声優陣が脇を固めています。
この夏、海外アニメーションは多数の公開が予定されていますが、『愛しのクノール』はダーク・ホースならぬ、“ダーク・ピッグ”な作品として注目を集めることになりそうです。ぜひご期待ください。
[コメント]元々アニメーションが好きだし、動物もとても好きなので、今回のような題材の映画で役を頂けて大変光栄です。初の声優のお仕事が主役というのはかなりプレッシャーでしたが楽しくできました!――少女・ハブス cv.すぅ(SILENT SIREN)本当言うとね、こういうアフレコの仕事はやりたくなかったんですけどね。海外のだからっていうのもあるんだけど、難しいよね。でもやってみると、若い日本の監督の演出もよかったし、意外と楽しいという結果に終わってよかったかな。――スパウトじいちゃん cv.泉谷しげる優というお仕事をさせて頂くのが初めてだったので、自分で務まるのか不安な気持ちもありましたが、素敵な作品に自分の声で命を吹き込むことが出来ると思うとすごくわくわくしました!――母・マルグリート cv.ゆかるん(SILENT SIREN)私は「肉屋のお客さん」としてアフレコに参加させていただきましたが、きゃーと叫ぶシーンがとても気持ち良くて楽しかったです(笑)――肉屋のお客さん cv.あいにゃん(SILENT SIREN)僕の芸能生活の中で吹き替えの仕事は経験したことが無く、いつかやりたいという気持ちが強かったのでこの度、夢が叶いました。――父・ノール cv.ユージ敢えて悪目立ちすることで、作品の仕掛けになれればと思いました。――肉屋・スマック cv.杉田智和台本を頂いた時に、小躍りして喜びました(笑)まさに、やりたかった役だったから。――クリスおばさん cv.森本73子少年を演じることは私の夢の1つであり、私が声優という職業に憧れを抱いた原点でもありました。――友人・ティーン cv.知念明希保©2022 Viking Film,A Private View