ポール・サイモン、
ボン・イヴェール、
ベン・フォールズらと共演し、2016年にはカーネギー・ホールでキャロライン・ショウとクリス・シーリーの楽曲を初披露した室内楽団“yMusic”。この楽団の中心メンバーの1人として結成時から活躍してきたヴァイオリニストのロブ・ムース(Rob Moose)が、初のソロ作品として、8月11日(金)にEP『インフロレセンス / Inflorescence』を発表します。全5曲を収録するEPから、ボン・イヴェールとのコラボレーション・ナンバー「マーヴェル・ルーム」が公開されています。
ロブ・ムースは、ボン・イヴェールと2010年にシンシナティで開催されたフェスで知り合い、さまざまなかたちでボン・イヴェールとコラボレーションを重ねてきました。ボン・イヴェールのフロントマン、ジャスティン・ヴァーノンはロブ・ムースとの関係について、「ロブは自分の人生を変えたんだ、彼に会うまではあのレベルでプレイする人に会ったことがなかったからね。一緒にアレンジをするようになって自分自身のマインドとクリエイティヴィティが開花して、音楽的な可能性が広がったように感じた。パンデミックの最中に〈マーヴェル・ルーム〉のヴォーカル入れをできたのは、本当にかけがえのない特別な時間だった。この曲はずいぶん以前に書いたデモなんだけど、ロブが素晴らしいアレンジをしてくれたおかげで新しい息吹が吹き込まれメロディと歌詞を書き上げることができたんだ」と語っています。
『インフロレセンス/Inflorescence』には、ボン・イヴェールのほか、
ブリタニー・ハワード、
フィービー・ブリジャーズ、
エミリー・キング、
サラ・バレリスをフィーチャーした楽曲を収録しており、すでにブリタニー・ハワードとフィービー・ブリジャーズの参加した曲がミュージック・ビデオとあわせて公開されています。
Photo by Julia and Aaron Robbs