先日の来日公演が絶賛されたシオ・クローカー（Theo Croker）が、パリを拠点に活躍する気鋭のアーティスト、ウーエル・ラモアとのコラボレーション・シングルを発表しました。シングルには「Prelude in C sharp minor」と「Contes de la nuit」の2曲を収録。どちらの楽曲も、ラモアによるニュアンスに富んだ、静かで柔らかなトラックにクローカーのトランペットの音色が映えるものとなっています。

　ラモアは作曲家、指揮者、プロデューサー、アレンジャーとしてマルチな活動で注目を集めている新進気鋭のフランス系アメリカ人アーティスト。オーケストラとアコースティックなテクスチャーにエレクトロニックな要素を融合した独自の音世界を展開しています。これまで、アルファ・ミスト、マックス・クーパー、エティエンヌ・ダオ、ムーア・マザーらと共演してきました。フランスのブールジュで復活祭の頃に開催される音楽祭 （ル・プランタン・ド・ブールジュ）ではオーケストラ・プロジェクトも手掛け、2019年からロンドン・コンテンポラリー・オーケストラ（LCO）のアソシエイト・コンダクター、オーケストレーター、編曲家としても活動しています。シオ・クローカーとはフランスの「Session Unik」プロジェクトで共演を果たしオリジナル2曲を作り上げました。